介護職員離職40%削減と利用者コミュニケーション時間を2.5倍に。株式会社メディヴァが介護施設に特化した健康経営DXサービスを開始

株式会社メディヴァ

From: PR TIMES

2023-09-07 15:46

株式会社メディヴァ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:大石佳能子、以下「メディヴァ」)は、介護施設の最重要経営課題である、介護人材確保・定着戦略に健康経営の側面から支援するため、2023年9月1日より、介護職員の離職者40%削減を実現したオンライン健康管理室サービス(健康管理DX)と、間接業務時間を35%効率化させ、職員一人当たりの利用者とのコミュニケーション時間を2.5倍に増加させた介護の生産性向上サービス(働き方改革DX)を二つの柱とした、介護施設に特化した健康経営DXサービスを開始します。これにより、介護職員の負担軽減と生産性向上を同時に実現し、介護施設経営の効率化を支援します。



サービス開発者の思い
良質な介護ケアを継続して提供するためには、介護職員が元気であることは必須です。私たちは元気に働くためには、介護職員が元気に働くことができる個人の状態と環境が必要だと考えました。個人の状態とはエンゲージメント高く働くことであり、そのためには様々な不調に対応できる健康支援が必要で、環境とは、やりたい介護ができる職場ということであり、そのためには介護時間を生み出せる働き方改革が必要です。健康経営DXは、私たちのこれまでの健康管理DXと働き方DXのノウハウを凝縮させ、本当に必要なもののみに洗練させ、介護施設の最重要経営課題である人材確保・定着戦略にも貢献しうるサービスであると確信しています。

介護施設向け健康経営DXサービスの概要
1.オンライン健康管理室(健康管理DX WellaboSWP)
シェア型オンライン健康管理室と健康管理システムで、弊社所属の産業医と保健師が充実した健康管理をご提供します。健康診断の事後措置、長時間残業者対応、ストレスチェックから、メンタル不調者を含めた職員の健康相談、休復職者へのサポートなどを中心に行い、健康的で安心して働くことのできる職場環境を実現し、離職率を大幅に削減します。

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オンライン健康管理室で離職者が減る理由
社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の就労状況調査によると、以前の介護職場を辞めた理由として、心身の健康状態の不調は職場の雰囲気や人間関係に次いで多い理由(複数回答33%、単一回答12.7%)です*1。一方で、介護労働実態調査によると、早期離職防止や定着促進のための方策として健康対策や健康管理に力を入れていると答える介護事業所はわずか36%にとどまっており、従業員の健康管理へのニーズに応えることができていないのが現状です*2。
不調を抱えた従業員が、職場を辞めるのには以下のいくつかのパターンがあります。
1.不調を抱えながら働き、改善の兆しが見られない為やめる
2.不調で休職し、復職しても再燃のリスクが拭えないので休職中にやめる
3.復職したもののサポートが得られず不調が再燃し、やめる
オンライン健康管理室は1.-3.すべてに対応することができるのですが、最も離職率低下に貢献したのは1.でした。今までであれば、踏みとどまらずに辞めてしまっていた従業員が、健康管理室の伴走によって。不調を悪化させることなく、また改善させながら働くイメージがつくことで。辞めずに踏みとどまることができている事例が増えています。健康管理という組織的な支援を認知することで職場へのエンゲージメントが向上している可能性もあるのではないかと考えられます。

*1令和3年度介護労働実態調査 事業所調査「事業所における介護労働実態調査 結果報告書」公的財団法人 介護労働安定センター
*2社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士就労状況調査結果 令和3年7月9日 公益財団法人社会福祉振興・試験センター

2.生産性向上サービス(働き方改革DX)
働き方改革を可視化・分析と伴走型課題解決でサポートします。弊社独自の調査アプリとベンチマークを用いた業務量調査分析で、「忙しさ」の原因を迅速に科学的に特定し、業務分析結果から業務スケジュールや人員配置の見直しまでをお手伝いします。働く人の負担を減らし、施設利用者との接点を増加させることで、提供者・利用者ともに満足度が向上します。
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生産性向上サービスで介護職員と利用者の会話時間が増える理由
業務可視化アプリを活用し、時間を創る余地があるか、忙しさの原因分析、ベンチマーク比較、業務の課題抽出を行います。可視化された課題に対し、介護助手の導入(タスクシェア)、ICT 活用(タスクシフト)、業務整理・見直し(タスクチェンジ)を組み合わせて業務改善を行います。業務改善の効果として対人介護業務や安全性を維持したまま、間接業務で35%の効率化、夜間ラウンドで62%、記録業務で49%、周辺業務時間が64%減少しました。(弊社実績)
この結果として、生まれた時間を利用者と職員のために使う動きが施設内であらわれます。対利用者には、コミュニケーション時間が増えたり、利用者の睡眠状態にあわせた夜間ケアが検討されるなどの効果が生じ、対職員には夜勤回数の減少や休暇取得日数の増加といった効果が生じます。

健康経営優良法人取得も支援いたします
健康管理と働き方改革を二本柱とした健康経営を対外的にアピールし、組織を活性化させるために、健康経営優良法人(R)️(大企業部門・中小企業部門含む)の取得を支援します。弊社の専門家が、健康経営の評価基準に沿って、現状分析から改善提言までをトータルでサポートします。健康経営優良法人(R)️の取得により、社員のモチベーションアップや採用活動にも好影響を与え、組織価値の向上につながります。

メディヴァが支援する介護施設向け健康経営DXの事例
1. A社会福祉法人(東京都)
3施設、総従業員数約150名
健康管理DXを導入。従来から選任されていた嘱託産業医と連携してハイブリッド型の健康管理体制を構築。

2. B社会福祉法人(埼玉県)
1施設、総従業員数約60名
健康管理DXを導入に加え嘱託産業医を選任。産業医訪問とオンライン健康管理室によるハイブリッド型の健康管理体制を構築。

3. C社会福祉法人(福岡県)
特別養護老人ホーム(ユニット型)約40床
生産性向上DXを導入。介護職員の生産性向上に向けたサポートサービスを実施

4. D社会福祉法人(愛知県)
特別養護老人ホーム(ユニット型)約100床
生産性向上DXを導入。介護職員の生産性向上に向けたサポートサービスを実施

■株式会社メディヴァとは
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2000年設立の、総合ヘルスケア・コンサルティングファームです。国内外の医療機関、介護施設、行政、企業をクライアントに、開業・経営支援から、ヘルスケア事業の戦略立案、事業サポート、地域・自治体モデルの構築まで、多様な業務をコンサルタントがサポートします。患者さんと医療職、良い人材と医療界の橋渡しを行い、ヘルスケア分野における革新と価値創造の実現を目指しています。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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