株式会社カナエ(本社:大阪市中央区/代表取締役:樋高成憲、以下 カナエ)は、中国にて2023年9月より実施予定の“商品の過剰包装を制限する「GB 23350-2021(以下 中国包装新基準)(※1)」”に先がけ化粧箱サンプルを試作し、政府より認可された検査機関「SGS-CSTC Standards Technical Services (Shanghai)Co., Ltd.(※2)」にて基準内であると評価されました。
中国包装新基準に準拠した化粧箱とカナエの立体成形パッケージとの組み合わせで、デザイン性が重視される化粧品分野への展開を想定しております。
【「SGS-CSTC Standards Technical Services (Shanghai)Co., Ltd.」からの試験報告書】
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中国包装新基準の「包装空間率」「包装層数」が基準内と評価
■化粧箱サンプル試作の背景
中国では以前より過剰包装が問題になっており、本格的な制限として中国包装新基準が政府より発表されました。
その内容は化粧箱の体積と包装の層数を減らして全体のコストダウンを促すものであり、意匠性が重要視される化粧品パッケージデザインへの影響が予測されます。
カナエは化粧箱に立体成形のオリジナルパッケージを組み合わせることで課題解決を図り、中国包装新基準に対応した設計ノウハウに加え、化粧箱を通した中国へのブランド訴求ニーズに対応いたします。
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検査に使用した化粧箱サンプル
なお、これらの化粧箱は2023年1月11日(水)から1月13日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「第13回 化粧品開発展[東京]」に出展いたします。
カナエホームページ「第13回 化粧品開発展[東京]」出展案内ニュースリリース
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※1:“商品の過剰包装を制限する要求「GB 23350-2021」”
中国の政府機関「国家市場監督管理総局」より発表された、過剰包装を抑制し化粧箱を簡素な設計に促す新基準です。
「包装空間率(内容物に対する化粧箱の体積)」「包装層数(内容物を保護する包装の数)」「包装コスト(販売価格に関する包装のコスト)」の3項目で、対象となる化粧箱が過剰包装でないかについての基準値や試験方法が詳しく記載されています。
参考リンク(中国規制データバンク): (リンク »)
※2:「SGS-CSTC Standards Technical Services (Shanghai)Co., Ltd.」
検査、検証、試験および認証業界において世界的なリーディングカンパニーであるSGSグループの中国拠点の一つです。
中国政府による検定に合格し、その試験能力と信頼性を認められています。
参考リンク(SGSジャパン): (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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