株式会社モルフォ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:平賀 督基、以下 モルフォ)は、AIによる物体検出タスクの汎用APIライブラリ『Morpho Deep Detector(TM)』について、新バージョン3.0をリリースしたことを発表します。
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AIを利用したアプリケーションにおいて、物体検出(detection)タスクは基礎技術として広く利用されています。適用用途の例として、自動車分野では車載カメラを使用した自動運転(AD)や先進運転支援システム(ADAS)での歩行者や走行車を検出するほか、車室内カメラによる乗員や物品の認識で用いられます。また、監視カメラ分野においては、人物やその状態認識などで広く利用されています。
モルフォは、こうした幅広い用途で活用できるよう、物体検出ライブラリ『Morpho Deep Detector™』のアップデートを行いました。
・物体検出ライブラリ『Morpho Deep Detector』製品ページ: (リンク »)
『Morpho Deep Detector』のアップデート情報について
1.AI推論エンジンとして最新版『SoftNeuro(R)』を内蔵
モルフォの主力製品である高速推論エンジン『SoftNeuro』の最新版を内蔵しました。様々なハードウェア(CPU、GPU、各種AIアクセラレーター)に対応し、ハードウェアリソースを最大限に活用することで、高速・低消費電力での高精度な物体検出処理が実現可能です。
・AI推論エンジン『SoftNeuro』: (リンク »)
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2.80品目を検出可能なAIモデルを標準モデルとして付属
付属する学習モデルを一新し、80品目※を検出可能な学習モデルを用意しました。また用途に合わせて、検出精度を求める場合と処理速度を求める場合で、5段階から学習モデルを切替可能となりました。これにより、ユーザーの選択肢が増え、アプリケーション開発の自由度が飛躍的に向上します。
モルフォは、今後も車載/モビリティ分野、監視カメラ/セキュリティ分野等での活用を視野に入れ、製品展開を推進していきます。
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※検出対象80品目一覧表(Morpho Deep Detectorの製品ページにも掲載しています)
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株式会社モルフォについて
モルフォは「画像処理/AI(人工知能)」の研究開発型企業です。高度な画像処理技術を組み込みソフトウェアとして、国内外のスマートフォン、半導体メーカを中心にグローバルに展開しています。また、カメラで捉えた画像情報をエッジデバイスやクラウドで解析する、AIを駆使した画像認識技術を車載や産業IoT分野へ提供し、様々なイノベーションを先進のイメージング・テクノロジーで実現しています。
所在地:東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE 11階 WeWork内代表者:代表取締役社長 平賀 督基(まさき)、【博士(理学)】
設立:2004年5月26日
資本金:1,783,958千円(2021年10月31日現在)
事業内容:画像処理およびAI(人工知能)技術の研究・製品開発。スマートフォン・半導体・車載・産業IoT向けソフトウェア事業をグローバルに展開。
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株式会社モルフォ 広報担当 大野
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