学校法人学習院、デル・テクノロジーズ ソリューションでDXに取り組み、計算機システムを刷新

デル・テクノロジーズ株式会社

From: PR TIMES

2023-01-27 12:16

~大学含む付属校すべての教育研究活動で増え続ける大量データを「Dell PowerScale」で一元管理し、性能・信頼性向上、セキュリティー強化を実現~

デル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL: (リンク ») )は、学校法人学習院(所在地:東京都豊島区、院長:耀 英一、以下、学校法人学習院、URL: (リンク ») )が、「Dell PowerScale」ストレージをはじめとしたデル・テクノロジーズのインフラストラクチャ ソリューションで学内の計算機システムを刷新、増え続ける大量データを一元管理し、デジタル トランスフォーメーション(以下、DX)に取り組んだことを発表しました。



計算機システムを刷新したことで、教育研究活動を支える中核ファイルサーバー用途で使用しているストレージの容量を従来の1.5倍に増強しました。また、圧縮・重複排除機能の活用により、データ容量を40%削減、さらには、ラックスペースを約2分の1に削減したうえ、バックアップシステムを拡充したことでランサムウェアやサイバー攻撃等への対策も強化するなど、性能・信頼性の向上、セキュリティー強化を実現しました。

■業務改革の背景:
学校法人学習院では、附属学校も含めた全学情報インフラを学習院大学内の計算機センターで構築・運用・管理しています。だけでも教職員向け1,500台、実習室向け2,000台の合計3,500台ものPCの運用管理をしており、蓄積されるデータ容量への対応に多くの運用管理負担を強いられていました。旧ストレージでは、一つのファイルシステムの上限が16TBで、データが収まり切らなくなるたびに複数のファイルシステムにユーザーを分けるなどの作業が煩雑でした。管理運用面だけでなく、セキュリティー面でも改善の余地が残されていたため、システムの再構築を検討し、新たなストレージ製品の導入に着手しました。

■デル・テクノロジーズ ソリューション採用の理由:
ファイルサーバー用途の新たなストレージ選定にあたっては、大容量、高性能、高信頼性を兼ね備えていること、一つの領域がCIFS/NFSの両プロトコルに対応していること、アクセス権限などの設定が柔軟に行えることなどの要件が挙げられ、これらに合致するスケールアウトNASとして「PowerScale」が採用されました。

■導入の効果:
スケールアウト可能な「PowerScale」ストレージの導入により、今後のデータ量増加にも、以前のようにユーザーを分けたりする必要はなくなり、運用管理の負担を減らすことが可能となりました。また、ストレージの容量を400TBから600TBへと1.5 倍に向上、さらには高いパフォーマンスにより、ストレージ性能がボトルネックになることはなくなりました。

また、サーバールームのラックスペースを旧ストレージの約2分の1に削減できただけでなく、「PowerScale」の圧縮・重複排除機能「SmartDedupe」を活用して、データ容量を40%削減することができました。これらの効果により、将来的なマイグレーションが容易になりました。さらに「PowerScale」がデータを自動再配置してくれるため、作業的には新規ノードの追加と既存ノードの撤去だけで済むようになり、手間と時間を要するデータコピーが不要となりました。

その他の取り組みとして、メールスプール/仮想化基盤用ストレージ用に、ユニファイドストレージ「Dell Unity XT380」を導入し、高性能、高い信頼性を確保しました。また、バックアップストレージの改善のために「Dell Avamar」と「Dell PowerProtect DD」も導入し、ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃のリスクも考え、非同期バックアップ環境を新たに構築し、筐体間レプリケーション機能を用いたデータ保護も行うようになりました。なお、今回のプロジェクトでは、約3,500台のPC/シンクライアント端末と十数台のサーバーも、すべてデル・テクノロジーズ製品で統一しました。

現在、同学ではオンプレミスを主体としたインフラ整備を行っていますが、今後はクラウドの活用も視野に入れていく考えです。デル・テクノロジーズは、引き続き学内への安定的なサービス提供のため、包括的に支援していきます。

■システム構成図:   

[画像: (リンク ») ]


■学校法人学習院について:
学習院は、1847年の京都学習院開講以来の歴史と伝統を継承しつつ、一貫教育を行う私立学校として、「幼児の保育から大学教育に至る一貫した教養を与え、高潔な人格、確乎とした識見並びに近代人にふさわしい健全で豊かな思想感情を培い、これによつて人類と祖国とに奉仕する人材を育成する(学則総記)」ことを目的として、教育を行っています。また、具体的な教育目標として「ひろい視野 たくましい創造力 ゆたかな感受性」
を持つ優れた人材の育成を掲げ、多くの有為な人材を社会に送り出してきました。

■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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