~デジタルツイン社会を目指してメタバースの産業利用を開始~「ジャパン・メタバース経済圏」創出に向けた基本合意書の締結について

凸版印刷株式会社

From: PR TIMES

2023-02-27 12:16

-ロールプレイングゲームの世界観を持つオープン・メタバース基盤を構築-

株式会社ジェーシービー、株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ、株式会社りそなホールディングス、損害保険ジャパン株式会社、凸版印刷株式会社、富士通株式会社、三菱商事株式会社、TBT Lab株式会社(以下、TBT Lab)は、TBT LabグループのJP GAMES株式会社(以下、JP GAMES)が開発したメタバース構築フレームワーク「PEGASUS WORLD KIT」(以下、PWK)を用いたBtoBオープン・メタバース基盤「リュウグウコク(仮)」の構築および「ジャパン・メタバース経済圏」※1の創出に向けて基本合意書(以下、本合意書)を締結しました※2。



 本合意は、ゲームクリエイターとしてグローバルに実績を持ち、JP GAMESのファウンダーでデジタル庁Web3.0アドバイザーを務める田畑 端氏の「ゲームの力で日本をアップデートする」というコンセプトに基づき、ゲーミングテクノロジーを活用した産業DX※3の取り組みに各社が賛同する形で成立しました。
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※1 ジャパン・メタバース経済圏:オープン・メタバース基盤「リュウグウコク(仮)」を活用した、異なるメタバースサービス間およびメタバース・プラットフォーム間の相互運用によって形成されるエコシステムのこと
※2 契約締結日:2023年2月16日
※3 産業DX:幅広い産業知見とDX機能を活かし、産業・企業・コミュニティを繋ぎ、リアルとデジタルの融合による社会課題の解決を通じて、産業全体の発展を実現すること

1. 本合意書締結の背景と目的
 企業や行政機関において仮想領域を活用したDX需要が急速に高まる中、本合意書を締結した各社は、ゲーミフィケーション、FinTech、ICTなど各々のテクノロジーやサービスを統合して、企業向けオープン・メタバース基盤「リュウグウコク(仮)」を構築します。本基盤では、プラットフォーム内メタバース同士の連携、更には異なるメタバース・プラットフォーム同士の相互運用を可能にし、新しい社会インフラとして国内企業の情報発信、マーケティング、働き方改革等の企業DXと消費者のEX(エクスペリエンス・トランスフォーメーション)を実現します。
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2.「リュウグウコク(仮)」は世界観を持つメタバース基盤
 「リュウグウコク(仮)」は、それ自体が独自のファンタジーな世界観を持つ、ゆるやかなオンライン異世界ロールプレイングゲーム(以下、RPG)の要素を取り込んだメタバース基盤です。


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 「リュウグウコク(仮)」に提供される各メタバースサービスやコンテンツは、それぞれが移動する「街」や「城」や「乗り物」となって世界を彷徨います。ユーザーは異世界を旅するRPGの感覚で、様々なコンテンツやサービスとの出会いを楽しむことが可能になります。
 また、「リュウグウコク(仮)」は、日本を代表する大手金融機関・大手企業とTBT Labグループの協業により、本人認証、各種決済、データ基盤、保険などを安心・安全に利用できるオープン、かつセキュアなメタバース基盤を実現します。更に、本基盤を国外の企業や行政機関に提供していくことで、「ジャパン・メタバース経済圏」をグローバルにも拡げていきます。

3. DXとEXを推進する3つのソリューション

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(1) 「AUTO LEARNING AVATAR」(ALA)
 「リュウグウコク(仮)」では、アバターを介したデジタルツインとしてアバターの行動を自動学習し、ヘルスケアや趣味などのパーソナライズされた情報提供を行います。ユーザーは、アバターを通じて有益な情報を取得できることに加えて、各メタバース空間でパーソナル情報を活用した体験が可能になります。

(2) 「PEGASUS WORLD KIT」(PWK)
 PWKは、「リュウグウコク(仮)」向けのメタバースサービスやゲームサービスの制作を行う、エンターテインメント性と体験性の構築に優れたツールです。ゲームイベントを作成できる「RPGエディター」、写真からメタバースを簡単に作れる「RIV Technology」など、ユーザーの拡張性に優れた機能を有しています。

(3) 「MULTI MAGIC PASSPORT」(MMP)
 MMPは、ユーザーが「リュウグウコク(仮)」内のメタバースサービスを自由に行き来するための決済機能付き身分証明証です。MMPには、ID認証・決済手段のほか、NFT・アイテム類・アバタースキン・アバター記憶など、ユーザーが仮想世界で過ごすために有益な情報を登録することができます。これらの情報は、現実世界の利便性向上にも活用されます。

4. 今後の検討予定
 初夏を目途に、メディア発表会を予定しております。今後、本構想にご賛同いただく企業を広く募り、ジャパン・メタバース経済圏を拡げていきます。

5. 各社の役割・概要
(1) MMP/ID認証領域での機能・ノウハウの提供、加盟店のデジタルツイン構築
商号
株式会社ジェーシービー
代表者
代表取締役会長 兼 執行役員社長 浜川 一郎
URL
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(2) MMP/決済領域での機能・ノウハウの提供、メタバースコインの提供、地域DX協業
商号
株式会社みずほフィナンシャルグループ
代表者
執行役社長 木原 正裕
URL
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(3) ゲーミフィケーション推進、PWK開発支援、クリエイターエコノミー構築
商号
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
代表者
執行役社長グループCEO太田 純
URL
(リンク »)

(4) MMP機能構築支援(認証/決済/データ等)、Web3型メタバース金融機能提供、海外展開支援
商号
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
代表者
代表執行役社長 亀澤 宏規
URL
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(5) 未来のライフスタイル、および次世代のID認証・決済領域における共同研究
商号
株式会社りそなホールディングス
代表者
取締役代表執行役社長 南 昌宏
URL
(リンク »)

(6) メタバースを含むWeb3時代に向けたリスク分析および保険開発
商号
損害保険ジャパン株式会社
代表者
代表取締役社長 白川 儀一
URL
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(7) メタバースプラットフォーム「MiraVerse(R)」・アバター生成管理基盤「AVATECT(R)」相互運用、文化コンテンツ取扱いノウハウ・表現技術の提供
商号
凸版印刷株式会社
代表者
代表取締役社長 麿 秀晴
URL
(リンク »)

(8) デジタルデータ権利管理などWeb3関連技術の提供
商号
富士通株式会社
代表者
代表取締役社長 時田 隆仁
URL
(リンク »)

(9) メタバース基盤の海外展開、経済圏を広げるグローバルパートナー
商号
三菱商事株式会社
代表者
代表取締役社長 中西 勝也
URL
(リンク »)

(10) ゲーミフィケーションの機能・ノウハウの提供、PWKおよびMMPの提供
商号
TBT Lab株式会社
代表者
代表取締役CEO 田畑 端
URL
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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