パブリッククラウドの市場規模、2027年に9877億米ドル到達予想

株式会社グローバルインフォメーション

2023-03-03 09:00

株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「パブリッククラウドの世界市場:サービスモデル別 (IaaS、PaaS、SaaS)・組織規模別 (大企業、中小企業)・業種別・地域別の将来予測 (2027年まで)」(MarketsandMarkets)の販売を3月2日より開始いたしました。
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パブリッククラウドの市場規模は、2022年の4447億米ドルからCAGR17.3%で成長し、2027年には9877億米ドルに達すると予想されています。パブリッククラウドの導入モデルでは、CSPが拡張性のあるオンデマンドのITリソースをホストし、インターネット経由でユーザーに提供します。しかし、セキュリティ上の懸念から、企業はパブリッククラウド上で重要な情報を共有することを避けています。消費者は、クラウドサービスを利用した分だけ支払うか、いつでも無料で利用できるようにするかを選択することができます。パブリッククラウドは顧客によって自動的に管理されており、多数の仮想リソースを含みます。ここで利用できるリソースは、需要の変動に簡単に対応することができます。



IaaS分野が高いCAGRを維持

サービスモデル別に、市場は、IaaS(Infrastructure as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、SaaS(Software as a Service)に分類されます。IaaSは、2027年までの間、最も高いCAGR21.9%を維持すると推定されます。Infrastructure as a Service(laaS)は、ベンダーがインターネット上でクラウドベースの仮想化リソースを提供する方法を定義したモデルで、最先端のテクノロジーやアプリケーションが要求するスケーラビリティやコンポーザビリティを実現するだけでなく、企業が主権やデータ統合、消費者体験の向上といった新しいニーズに対応するのに役立ちます。laaSのコンセプトは極めてシンプルで、ユーザーはサーバーやストレージ、ネットワークなどのクラウド基盤を、使用量に応じてレンタルできるビジネスモデルです。laaSを利用することで、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Googleなどの組織がホストするオンラインの仮想コンピュータリソースにアクセスすることが可能になります。プロバイダーによっては、顧客が利用する仮想マシンのスペースに応じて、追加料金を請求する場合もあります。ほとんどのパブリッククラウドサービスプロバイダーは、この方式でシステムを展開しています。必要に応じてITリソースの範囲を変更する能力は、laaSソリューションによって顧客に提供されます。クラウドベンダーは、インフラの信頼性を高めることで、ユーザーが新しいアプリケーションにアクセスすることを容易にします。

業種別に、BFSIが最大

垂直分野別に、市場は、BFSI、通信、IT・ITeS、政府・公共機関、小売・消費財、製造、エネルギー・公共事業、メディア・エンターテインメント、ヘルスケア・ライフサイエンス、その他に分類されます。中でも、BFSI業界が2027年まで最大シェアを占めると予想されます。パブリッククラウドサービスプロバイダーは、企業や個人に、計算やストレージなどのコンピューティングサービス、開発・配備環境、アプリケーションへのオンデマンドアクセスを公衆インターネット経由で提供します。クラウドコンピューティングは、経費削減、柔軟性の向上、デジタル成長の促進を目指す銀行にとって、以前から人気のある選択肢でした。しかし、クラウドの利用は、セキュリティや規制を考慮し、個人で利用したり、制限を設けて利用したりすることが一般的でした。最近は、パブリッククラウドプラットフォームの利用がより一般的になっています。



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当社は、2020年12月24日に東京証券取引所へ上場いたしました(東証スタンダード市場:4171)。

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