炭素繊維プリプレグの市場規模、2027年に189億米ドル到達予測

株式会社グローバルインフォメーション

2023-03-09 09:00

株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「炭素繊維プリプレグの世界市場:樹脂の種類別 (エポキシ、フェノール、熱可塑性、BMI、ポリイミド)・製造工程別 (ホットメルト法、溶剤浸漬法)・エンドユース産業別 (航空宇宙・防衛、自動車、スポーツ・レクリエーション、風力発電) の将来予測 (2027年まで)」(MarketsandMarkets)の販売を3月8日より開始いたしました。
【 当レポートの詳細目次 】
(リンク »)

炭素繊維プリプレグの市場規模は、2022年の97億米ドルからCAGR14.2%で成長し、2027年には189億米ドルに達すると予測されています。炭素繊維プリプレグは、自己接着性、難燃性、高耐熱性、高強度、高剛性、軽量などの特性を有しており、その種類によって、さまざまな条件に適した特性があります。炭素繊維プリプレグは、主に航空宇宙&防衛、自動車、スポーツ&レクリエーション、風力、その他産業における製造部品に使用されています。



成長著しいホットメルト製造工程

製造プロセス別に、市場は、ホットメルトプロセスとソルベントディッププロセスに分類されます。ホットメルトプロセスの機械は、ソルベントディッププロセスで使用される機械よりも複雑でないため、圧倒的に多く使用されています。また、有機溶剤の消費・排出がなく、危険性が低いことも特徴です。

急成長するフェノール樹脂

樹脂タイプ別に、フェノール樹脂は今後数年で大きく成長すると思われます。フェノール樹脂は鉄よりも軽く、難燃性・防煙性のあるポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂よりも20~30%軽量です。航空宇宙・防衛産業におけるフェノール樹脂の用途には、天井パネル、エンジンナセル、側壁パネル、ギャレー、フロアパネルなどがあります。自動車および鉄道業界では、鉄道の内装、軽量車体、レーシングカーのモノコックなどに広く使用されています。

自動車産業での急成長

最終用途産業別に、市場は、航空宇宙・防衛、自動車、スポーツ・レクリエーション、風力エネルギー、その他に分類されます。金額ベースでは、自動車分野の炭素繊維プリプレグ市場が最も高いCAGRを記録すると期待されています。これは、BMW、Lamborghini、Chevroletなどが製造する電気自動車やハイエンドレーシングカーに対する炭素繊維プリプレグの需要が高いためです。電気自動車の分野では、BMW i3やi8のほか、BMWは次世代7シリーズセダンにも炭素繊維プリプレグを使用しています。

急成長する欧州市場

欧州は、炭素繊維プリプレグの最も成長率の高い最大の市場で、航空宇宙・防衛、自動車、風力エネルギー産業からの需要に牽引されています。炭素繊維プリプレグは航空宇宙・防衛産業で広く使用されており、この地域にはAirbus(フランス)、Boeing(米国)などの大手航空機メーカーが存在することから、炭素繊維プリプレグの最大市場となっています。


【 無料サンプル 】
当レポートの無料サンプルは、こちらからお申し込みいただけます。
(リンク »)

【本件に関するお問い合わせ先】
<アジア最大の市場調査レポート販売代理店>
株式会社グローバルインフォメーション
マーケティング部
お問い合わせフォーム: (リンク »)
TEL:044-952-0102(9:00-18:00 土日・祝日を除く)
URL: (リンク »)

【会社概要】
1995年の創立以来、海外市場調査レポートの販売を通じて企業のグローバル展開を支援しています。世界5カ国に拠点を持ち、海外の提携調査会社200社以上が発行する調査資料約15万点をワンストップでご提供。市場情報販売のグローバル・リーディングカンパニーを目指し、企業ならびに社会の発展に寄与すべく、お客様にとって真に価値ある情報をお届けしています。

創立:1995年
所在地:215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
事業内容:市場調査レポート/年間契約型情報サービスの販売、委託調査の受託、国際会議の代理販売
市場調査レポート/年間契約型情報サービス: (リンク »)
委託調査: (リンク »)
国際会議: (リンク »)

当社は、2020年12月24日に東京証券取引所へ上場いたしました(東証スタンダード市場:4171)。

このプレスリリースの付帯情報

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]