環境・社会・人に優しい製品を取り扱い、健康的なライフスタイルの提案を行っている『エシカミー』( (リンク ») )(運営会社:株式会社ピー・エス・インターナショナル、本社:東京都港区、代表取締役会長兼CEO 浜口直太、代表取締役社長兼COO 北川 睦子)は、2023年3月7日~3月8日の2日間、全国の15歳~69歳の男女を対象に「海を守る行動に関する調査」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
[調査結果]
「海を守る行動」について
■「海(海洋環境)は危機に瀕していると思う」7割半
■「海は自身にとって掛け替えのない存在」6割、「自身のくらしに海の恵みは欠かせない」7割
海に関する意識や経験、海を守るための行動について質問しました。
全回答者(1,000名)に、海(海洋環境)は危機に瀕していると思うか聞いたところ、「そう思う」は73.5%、「そう思わない」は26.5%となりました。大多数の人が、海洋汚染の深刻化など、海洋環境が危機的な状況にあると感じているようです。
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また、海に関する意識について聞いたところ、【海は自身にとって掛け替えのない存在だと思うか】では「そう思う」は59.1%、「そう思わない」は40.9%、【自身のくらしに海の恵みは欠かせないと思うか】では「そう思う」は69.8%、「そう思わない」は30.2%となりました。
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■「美しい海を舞台にした素敵な想い出がある」4割強
■「マリンスポーツが好き」2割半、10代では3割半
■「美しい海の景色を楽しむ“海デート”が好き」60代男性では5割強、20代女性では5割半
美しい海を舞台にした素敵な想い出があるか聞いたところ、「ある」は41.8%、「ない」は58.2%となりました。
年代別にみると、「ある」と回答した人の割合は、60代(47.6%)が最も高くなり、50代(44.0%)、30代(42.3%)が続きました。
マリンスポーツが好きか聞いたところ、「好き」は26.5%、「好きではない」は73.5%となりました。
年代別にみると、「好き」と回答した人の割合は若年層ほど高くなり、10代では34.3%でした。
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また、美しい海の景色を楽しむ“海デート”が好きか聞いたところ、「好き」は45.9%、「好きではない」は54.1%となりました。美しい海を眺めながら、パートナーと楽しい時間を過ごしたいと思う人は少なくないようです。
男女・年代別にみると、「好き」と回答した人の割合は、男性では60代(51.8%)、女性では20代(55.4%)が最も高くなりました。
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■「海を守りたいと思う」8割、素敵な想い出がある人や海デートが好きな人では9割以上に
■「“海を守る行動”を積極的に日常生活に取り入れている」3割、マリンスポーツが好きな人では5割以上に
海を守りたいと思うか聞いたところ、「そう思う」は79.6%、「そう思わない」は20.4%となりました。“海を守る”とは“海の豊かさを守る(水産資源の枯渇を防ぐ、海の汚染を防ぐなど)”ことをいいます。大多数の人が、海洋環境を保全し、掛け替えのない海を大切にしていきたいと考えていることがわかりました。
美しい海を舞台にした素敵な想い出がある人(418名)では「そう思う」は93.8%、海デートが好きな人(459名)では「そう思う」は91.9%となりました。
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“海を守る行動”を積極的に日常生活に取り入れているか聞いたところ、「取り入れている」は30.9%、「取り入れていない」は69.1%となりました。
年代別にみると、「取り入れている」と回答した人の割合は、10代(34.3%)が最も高くなり、30代(33.3%)、60代(30.1%)が続きました。
また、マリンスポーツが好きな人(265名)では、「取り入れている」と回答した人の割合は50.6%と半数を超えました。
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■海の環境や海にくらす生物を守ろうと国連が定めた“世界海洋デー”の認知率は?
「6月8日が“世界海洋デー”ということを知っている」19%
海に関する記念日の1つである“世界海洋デー”について質問しました。
全回答者(1,000名)に、6月8日が“世界海洋デー”ということを知っているか聞いたところ、「知っている」は18.7%、「知らない」は81.3%となりました。“世界海洋デー”は、海の役割や海を守る方法についての認識を高めることを目的に、2008年の国連総会で制定されました。この記念日について知っている人は少数派のようです。
男女・年代別にみると、「知っている」と回答した人の割合が最も高くなったのは60代男性(26.5%)、最も低くなったのは40代女性(10.7%)でした。
また、海を守ることの意識や状況別にみると、「知っている」と回答した人の割合は、海を守りたいと思う人(796名)では21.5%、海を守る行動を積極的に日常生活に取り入れている人(309名)では37.2%となりました。
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■マイクロプラスチック問題を詳しく知っている人の割合は36%
■「マイクロプラスチック問題に危機感を覚える」約7割、問題を詳しく知っている人では約9割に
マイクロプラスチック問題について質問しました。マイクロプラスチック問題とは、マイクロプラスチック(5mm以下のプラスチック)による環境問題(海の汚染など)のことをいいます。
全回答者(1,000名)に、マイクロプラスチック問題について詳しく知っているか聞いたところ、「知っている」は36.0%、「知らない」は64.0%となりました。
年代別にみると、「知っている」と回答した人の割合が最も高くなったのは60代(45.2%)、最も低くなったのは30代(28.6%)でした。
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マイクロプラスチック問題について危機感を覚えるか聞いたところ、「覚える」は66.6%、「覚えない」は33.4%となりました。海洋汚染の原因となるマイクロプラスチックの危険性に懸念を抱いている人は多いようです。
年代別にみると、「覚える」と回答した人の割合は、60代(79.5%)が最も高くなり、50代(73.5%)、10代(70.5%)が続きました。
また、マイクロプラスチック問題について詳しく知っている人(360名)では、「覚える」と回答した人の割合は88.3%でした。
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■マイクロプラスチック問題解決に関する行動意識や行動実態、見通しは?
「問題解決につながる行動を起こしたい」6割半、60代では約8割
「問題解決につながる行動を実践している」3割、50代では約4割
「問題解決への道のりは非常に険しいと思う」7割強
「微生物の力の活用が問題解決につながると思う」6割半
全回答者(1,000名)に、マイクロプラスチック問題解決に関する行動意識や行動実態、予測・見通しを聞きました。
【問題解決につながる行動を起こしたいか】では「そう思う」は66.2%、【問題解決につながる行動を実践しているか】では「している」は30.6%となりました。問題解決に向け多くの人が行動を起こしたいと思ってはいるものの、実際に行動に移せている人は少数派のようです。
年代別にみると、問題解決につながる行動を起こしたいと思う人の割合が最も高くなったのは60代(77.7%)、問題解決につながる行動を実践している人の割合が最も高くなったのは50代(37.3%)でした。
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【問題解決への道のりは非常に険しいと思うか】では「そう思う」は72.7%となりました。問題を解決するためには、超えるべきハードルがいくつもあると感じている人が多いのではないでしょうか。
【微生物の力の活用が問題解決につながると思うか】では「そう思う」は65.4%となりました。
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■マイクロプラスチック問題は認知拡大が課題 マイクロプラスチック問題の原因として知っていること
「洗顔料や歯磨き粉に含まれるスクラブ剤」「合成繊維の衣類を洗濯すること」は認知率が1割にとどまる
■海洋プラスチックごみ問題やマイクロプラスチック問題が引き起こす影響に対する認知率が低い傾向
「食物連鎖を通じてマイクロプラスチックに含まれる有害物質が人体に取り込まれる危険性がある」は2割未満
続いて、マイクロプラスチック問題の原因、海洋プラスチックごみ問題やマイクロプラスチック問題がもたらす影響について質問しました。
全回答者(1,000名)に、マイクロプラスチック問題の原因として知っていることを聞いたところ、「海・海岸に捨てられたプラスチックごみ」は31.1%、「河川に捨てられたプラスチックごみ」は26.3%、「街で捨てられたプラスチックごみ」は19.4%となり、「洗顔料や歯磨き粉に含まれるスクラブ剤」(10.4%)や「合成繊維の衣類を洗濯すること」(9.7%)は1割にとどまりました。
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また、海洋プラスチックごみ問題やマイクロプラスチック問題が引き起こす影響として知っていることを聞いたところ、「海洋生物がプラスチックごみを誤飲し傷ついたり死んだりしている」は26.7%、「海洋生物がプラスチックごみに絡まり傷ついたり死んだりしている」は25.3%となり、「マイクロプラスチックを誤飲した海洋生物には健康被害が生じる可能性がある」(19.2%)や「食物連鎖を通じてマイクロプラスチックに含まれる有害物質が人体に取り込まれる危険性がある」(17.8%)は2割未満にとどまりました。
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■「歓迎・応援したい脱プラの取り組みがある」8割強、「プラスチックを使わない」取り組みを6割強が支持
歓迎・応援したい具体的な取り組みTOP5は「プラスチック製容器の回収」「プラスチック製容器のリサイクル利用」
「容器やパッケージをラベルレスに」「プラスチック製レジ袋の廃止」「プラスチック製ストローの廃止」
プラスチック製品の利用を制限する動きである“脱プラスチック(脱プラ)”について質問しました。
全回答者(1,000名)に、歓迎・応援したい企業・自治体の“脱プラスチック(脱プラ)”の取り組みを聞いたところ、「プラスチック製容器を回収する」(37.5%)が最も高くなり、「プラスチック製容器をリサイクル利用する」(32.9%)が続きました。利用後の容器をリサイクルの循環に乗せるための取り組みに対し好感を持つ人が多いようです。次いで高くなったのは、「容器やパッケージをラベルレスにする」(29.9%)、「プラスチック製レジ袋を廃止する」(26.6%)、「プラスチック製ストローを廃止する」(26.5%)、「海洋プラスチックごみを商品に再生する」(26.4%)、「マイ食器・容器持参による割引サービスを行う」(26.1%)でした。
歓迎・応援したい企業・自治体の脱プラの取り組みを大分類でみると、【プラスチックを使わない】は63.0%、【プラスチックをリサイクル利用する】は58.1%となり、『歓迎・応援したい脱プラの取り組みがある』は82.7%でした。
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■普段のくらしの中で行っている“海を守る行動” 1位「ポイ捨てをしない」2位「マイバッグを利用する」
■今後、普段のくらしに取り入れたい“海を守る行動”
「プラスチックを使わない商品やプラスチックごみが出ない商品を利用する」
「マイクロビーズが含まれていない商品を利用する」「ノンシリコン商品を利用する」がTOP10にランクイン
■“海を守る行動”として重要度が特に高いと思う行動
4人に1人が「プラスチックを使わない商品やプラスチックごみが出ない商品を利用する」と回答
海の豊かさを守るために取り組む“海を守る行動”について質問しました。
全回答者(1,000名)に、普段のくらしの中で行っている“海を守る行動”を聞いたところ、「ポイ捨てをしない」(57.1%)が最も高くなり、「マイバッグを利用する」(55.5%)、「ごみを正しく分別する」(51.1%)、「マイボトルを利用する」(36.0%)、「プラスチック製の食器を利用しない」(14.5%)、「プラスチックをリサイクルして作られた商品を利用する」(14.4%)が続きました。
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今後、普段のくらしに取り入れたい“海を守る行動”を聞いたところ、「マイバッグを利用する」(45.9%)が最も高くなりました。マイバッグを持参しごみを減らすことで、海を守るための力になりたいと考えている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「ポイ捨てをしない」(44.4%)、「ごみを正しく分別する」(43.8%)、「マイボトルを利用する」(34.6%)、「プラスチックを使わない商品やプラスチックごみが出ない商品を利用する」(21.2%)、「プラスチックをリサイクルして作られた商品を利用する」(19.0%)でした。そのほか、「マイクロビーズが含まれていない商品を利用する」(16.7%)や「ノンシリコン商品(ノンシリコンシャンプーなど)を利用する」(16.2%)など特定の原材料を避けた商品の利用がTOP10にランクインしました。
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また、“海を守る行動”として、重要度が特に高いと思う行動を聞いたところ、「ポイ捨てをしない」(44.0%)が最も高くなり、「ごみを正しく分別する」(36.0%)、「マイバッグを利用する」(29.0%)、「海・海岸でごみ拾いをする」(25.6%)、「プラスチックを使わない商品やプラスチックごみが出ない商品を利用する」(25.3%)、「マイボトルを利用する」(23.6%)が続きました。
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■調査概要■
調査タイトル:海を守る行動に関する調査2023
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする15歳~69歳の男女
調査地域 :全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年3月7日~3月8日の2日間
有効回答数:1,000サンプル
実施機関:ネットエイジア株式会社
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