NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 匡)は、NTT研究所のインテリジェントマイク技術を活用して開発し、2018年11月から販売している高指向性小型マイクロフォン「FR-1000」の後継機種「FR-1100」の販売を2023年5月10日から開始しました。
「FR-1100」では、消費電力の低減化を実現するとともに、周辺雑音の除去機能および2方向の分離機能の改善により、音質や音声分離精度が向上した集音が可能になりました。
なお「FR-1000」は、現在の在庫がなくなり次第販売終了となります。
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■「FR-1100」の新機能
(1)低消費電力化の実現
ハードウェア構成を変更することにより、低消費電力化を実現しました。これにより、ノートPC・タブレット・iPhone/iPad・スマートフォンなどの携帯端末とのUSB接続で電源供給を受ける場合でも、端末側のバッテリー消費がより抑えられます。
iPad pro(第一世代)を使用した場合、「FR-1000」に比べ使用可能時間で10時間程度長く利用することができます。
(2)各性能/精度の向上
ファームウェア更新により以下を実現しました。
1.左右チャネルの音声分離精度の向上
2.多方向からの音声回り込みの防止
3.音声の歪み低減による音質の向上
➃リアルタイム処理の向上
■「FR-1100」の仕様
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■販売開始
2023年5月10日
■販売価格
53,000円(税込:58,300円)
その他、販売に関する詳細につきましてはお問い合わせ下さい。
■今後の展開
今後、「FR-1100」を使った対面応対の録音から、録音した音声を認識したうえでテキスト化し、さらにはこれらの情報をお客様のビジネスに活用する分析に取り組んでまいります。
また、海外における販売にも取り組んでまいります。
※記載された会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
【参考】
◆高指向性小型マイクロフォンについて
高指向性小型マイクロフォンは、NTTコンピュータ&データサイエンス研究所で研究開発され、NTTテクノクロス株式会社にて提供中のインテリジェントマイクライブラリをベースに、NTT-ATが商品化したマイクロフォンです。
2018年11月の販売開始以降、対面応対時の集音・デジタルサイネージでの対話・Web会議等多くのシーンで利用されています。
(1)特長
●NTT研究所で開発されたインテリジェントマイク技術により、2方向を分離して集音可能な高指向性卓上小型マイクロフォン
●指向性を変更することで、利用シーンに応じた集音が可能
●高品質なノイズキャンセル機能
●集音した音源は、外部機器(録音システム・パソコン・タブレット等)※1へUSBケーブルまたはアナログケーブル(ステレオミニプラグコード)のどちらかで転送が可能
※1 外部機器は付属しておりません。動作確認機器は、別途、ご確認ください。
●USBバスパワー方式による給電
●上面のLED点灯により、集音を検知した方向を確認可能
(2)主な利用用途
●対面応対録音
●電子カルテ
●デジタルサイネージ
●Web会議
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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