株式会社Smart相談室(本社:東京都港区、代表取締役:藤田康男)は、メンタル不調になる前に従業員をサポートするオンラインカウンセリングサービス「Smart相談室(スマートそうだんしつ)」の、2023年4月の相談内容に関する分析レポートを発表しました。
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2023年4月の相談内容は、1位「仕事に関すること」37%、2位「コーチング受講」18%、3位「プライベートに関すること」17%
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※現在は3つのコース選択が可能。
・先5年のキャリアパス(方向性)を一緒に考えるセッション
・「結婚、妊娠、出産、育児」とキャリアを一緒に考えるセッション
・ピープルマネジメントについて一緒に考えるセッション
■グラフ
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相談内容で一番多かったのは、3月同様に「仕事に関すること」でした。「Smart相談室」は、社内の方に相談しにくいことを相談できる特性があります。本来、仕事に関することであれば、同僚や上司など、社内で対応するのが一般的ですが、社内の評価に影響を及ぼしたり、特定の誰かについて話すことを考慮されているといった状況を垣間見ることができます。
また、2位は「コーチングの受講」でした。コーチングは、明確な課題に対してプロのコーチと一緒に自分の内面を確認していくことができます。メンタル不調ではなく、安定した精神状態の中でより生産性を上げたり、目標達成に対して意欲をお持ちの方が多くいることがわかります。3月と比較して概ねの割合に変化はありませんでした。このことから3月と4月での時節的な要素において大枠での労働者心理の変化はなく、仕事に関することやコーチングのニーズは変わらず高いということが考えられます。
このようにSmart相談室では、相談内容の内訳によりその母集団の状況を想像することができるため、相談内容の内訳をヒントに社内施策の立案を行うことが可能です。
<参考>
▶︎オンラインカウンセリングサービス「Smart相談室」が新たにコーチングサービスをリリース(2023/1/18)
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▶︎【分析レポート】カウンセラー資格内訳および、オンラインカウンセリングサービス「Smart相談室」の3月の相談内容内訳(2023/4/20)
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一人当たりの相談回数は?
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併せて、2023年2月1日~2023年4月30日の3ヶ月間における、相談者の相談回数についても分析しました。結果として、1回の方が58%、2回の方が16%、3回の方が7%と、74%の方が直近3ヶ月間に1回~2回という単発に近い相談をされており、26%の方が定期的に相談をされていることがわかります。
相談内容と、相談目的が回数に影響を与えていると考えられます。シンプルな相談内容の場合は相談回数が少なく、複雑な相談内容の場合は相談回数が多くなります。また、相談者様が定期的なセルフメンテナンス(*)を求められている場合や、未来の目標に対して伴走をするコーチングセッションの利用者は相談頻度が高くなります。今回の結果からSmart相談室のご相談者の多くは、1回から2回でスッキリと解消されるモヤモヤのご相談を抱えていると考えられます。一方で、複数回に渡りじっくりとカウンセラーが相談者様へ寄り添い支援を行うコースやコーチングのニーズも一定数あり、相談者様が悩みの種類や深さに応じて主体的に判断しながらサービス利用をしている様子が伺えます。
(*)自分自身の心身の状態を点検・ケアし、異常があれば修復して、健康な状態を維持すること。
日本セルフメンテナンス協会「セルフメンテナンスとは…」 (リンク »)
多様な相談に対応するカウンセラー
Smart相談室に寄せられる様々な相談に対応できるように、カウンセラーの多様性を維持、拡大しています。登録いただいているカウンセラーは、産業カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント、プロコーチの資格を有しています。さらに、公認心理師やファイナンシャルプランナー、小中高の教員、保育士、介護福祉士、薬剤師、保健師、看護師、ピアカウンセラーなどの資格を保持しているカウンセラーも多く、幅広い相談内容への対応が可能です。また、年齢・性別・就業経験などの属性も偏りない分布になっており、カウンセリングスキルだけではない選択ニーズ
に対応しています。
登録カウンセラーは複数回の面談による選考プロセスを経て、Smart相談室独自の選考基準のもと選出されます。また、カウンセラー業務に加え、定期的な研修参加やスーパーバイザー(*3)との個別スーバービジョン(*4)受講など日夜研鑽を重ねることで、より質の高いカウンセリングの提供を目指しています。
参画にご興味の有る方は、こちらからお問い合わせ下さい
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*3:キャリアカウンセラーがクライアント(相談者)により良いキャリアカウンセリングができるようにする指導・教育者のこと
*4:経験豊富なキャリアコンサルタントやカウンセラーから自分のクライエントへの対応について指導や助言を受け、キャリアコンサルタントの資質向上を図ること
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Smart相談室の概要
「Smart相談室」は、オンラインカウンセリングの仕組みを活用して、従業員のモヤモヤを解決するサービスです。従業員それぞれのモヤモヤ、求めている内容に応じて、カウンセリングからコーチング、研修、ハラスメント窓口の役割を提供します。ハラスメントの被害を 受けた従業員が会社を通さず(会社に知られることなく)、匿名で公正中立な立場の専門相談員に相談できるという点から、ハラスメント窓口設置義務に適応した窓口としての活用が可能です。また「Smart相談室」は、クラウドサーバーにあるソフトウェアをインターネット経由でご利用いただくSaaS(Software as a Service)なので、個別のパソコンを保有しない従業員様や自宅で勤務されている従業員にもご利用いただけます。
▶︎Smart相談室サービスサイト: (リンク »)
「Smart相談室」の機能
カウンセラーへの相談
コーチング
医師面談
ハラスメント窓口
ストレスチェック「集団分析」
学習コンテンツ
意見箱
精神疾患患者の増加と原因の多様化
日本における精神疾患患者は、平成14年の258万人から、平成29年には400万人を超えるなど、中長期で増加傾向にあります(*1)。また、仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は平成30年は58.0%(*2)と、職場の半分以上の方が悩みを抱えていることがわかります。更に、令和2年からのコロナ禍によって、メンタル不調を訴える人は増加していると予想されます。令和2年9月の厚生労働省の調査(*3)によると、調査対象全体のうち、半数ほどが不安、ストレスを感じていると判明しています。(約16%が「過敏に感じた」と回答。)不安の原因は、「自分や家族の感染」、「自粛等による生活の変化」、「自分や家族の仕事や収入」など。以上のように、複数データから、近年メンタルヘルス対策が重要視されるようになった背景がうかがえます。
(*1)厚生労働省「◆精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築のための手引き(2020年度版)」 (リンク »)
(*2)厚生労働省「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」 (リンク »)
(*3)厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査」 (リンク »)
メンタルヘルスケアにおける社会的な非合理をハック
Smart相談室代表の藤田は、自身の体験から、企業から従業員に対するメンタルヘルス対策が、「メンタル不調に陥った社員に対する対策」になっており、重要な「メンタル不調者を減らす取り組み」ができていないのではないか?と考えていました。また、実際にメンタル不調者に対して行ったインタビューでは、以下の様な声が寄せられました。
・メンタル不調者は、当初、なんだかモヤモヤしていた感覚はあったものの、相談するという選択肢が思い浮かばなかった
・仮に相談しようとしても、会社の人には、相談しづらい
・当初のモヤモヤは、誰にでも当てはまるような日常的なものが大半を占める
・相談できれば、状況が変わっていたのではないか、と考えている
この様に、「メンタル不調者を減らす取り組み」が現在の企業活動の中では放置されているという社会的な非合理が存在しています。そこで、メンタル不調予防に必要なケアと、企業から提供されている対策のギャップを埋めるべく開発されたのが「Smart相談室」です。
株式会社Smart相談室について
株式会社Smart相談室は、従業員がメンタルヘルス領域で抱える非合理をハックすることで、従業員個人の成長、組織開発の促進、企業の生産性向上に貢献できるプロダクト・サービス・ソリューションの提供を目指します。「従業員の『モヤモヤ』を解消し、日本の生産性を向上させる」をミッションに、2021年2月に設立いたしました。エムスリーキャリア株式会社で10年間、新規事業開発と組織マネージメントに従事した藤田康男が代表を務めております。
【会社概要】
社名:株式会社Smart相談室
代表取締役:藤田康男
事業内容:「Smart相談室」の企画・開発・運営・販売
設立:2021年2月1日
所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
企業URL: (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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