創価大学(学長:鈴木将史/東京都八王子市)で実施している総合型選抜「PASCAL入試」が、文部科学省による「令和4年度 大学入学者選抜における好事例集」に選ばれました。
高大接続改革や大学入学者選抜方法の改善を促進する観点から、文部科学省は、模範となる好事例の選定を令和3年度から行っています。令和4年度は、延べ704大学・短期大学より回答があり、17件が選定されました。
2017年度より実施している、「PASCAL入試」は、アクティブラーニングの手法を取り入れた選抜方式によって、学生のコンピテンシー(行動特性)を、ペーパーテストではなくパフォーマンスによって評価し、一人一人の「主体性・多様性・協働性」といった行動特性の能力・資質を見る入試です。
選抜方法は、第1次選考に書類審査、第2次選考に経済・経営・法・文・教育・国際教養・看護学部を対象に、アクティブラーニングの一手法であるLTD(Learning Through Discussion)方式のグループワーク、及び面接試験を実施します。
入学後の学生アンケートによると、本入試による入学生は、全学平均と比較して、異文化理解能力、コミュニケーション能力、他者と協力して行動する力、リーダーシップ能力などについて、高い割合で自己の成長を実感していることがデータで示されており、高大接続の観点からも高い教育効果がうかがえる入試といえます。
今回の選定にあたっては、進学相談会や動画による説明、ホームページでの概要説明、LTD体験会を実施している点や、受験前のLTD体験会を通じたパフォーマンスの向上が、入学前に高校生の能力を高める「育成型入試」の一面も持っている点などが評価されました。
■PASCAL入試の詳細
創価大学ホームページの学部入試情報(2024年度入試に関して、7月頃に掲載予定)
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■文部科学省ホームページ
「令和4年度 大学入学者選抜における好事例集」
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