金城学院大学が豊島株式会社のフェムテック・フェムケアブランド「Hogara」との産学連携「金城学院大学×Hogaraプロジェクト」を実施。

金城学院大学

From: Digital PR Platform

2023-06-13 08:05




金城学院大学(名古屋市守山区)生活環境学部環境デザイン学科アパレル・ファッションコースの学生有志が、豊島株式会社のフェムテック・フェムケアブランド「Hogara」と「金城学院大学×Hogaraプロジェクト」によりオリジナル商品の製作・販売を行った。




 環境デザイン学科3年後期の「環境デザイン演習」において、2022年度はアパレル・ファッションコースの3つのゼミが合同で、Hogaraとのオリジナル商品の製作に向けた提案に取り組んだ。フェムテックに関する講義を受け、学生たちが感じる女性特有の悩み、吸水ショーツなどに関する意識調査を行い、その結果を基に商品提案を行った。
 その後、有志学生が「FUM! FUM! LIFE!! ~Kinjo×Hogara project~」のプロジェクト名で活動を開始。楽しいを意味するFunとFemtechのFemを掛け合わせたFUMの言葉に、女性が日々を楽しく過ごせるような商品提案をしようとする思いを込めている。環境デザイン演習でHogaraの担当者から受けたフィードバックをもとに提案をブラッシュアップ。サニタリー期間中の漏れによる服の汚れを気にする割合やオーバーパンツ*を着用している人がいたというアンケート結果に着目し、Z世代の方々にフェムテック・フェムケアを知っていただく、取り入れていただく身近なアイテムの第一歩として活用いただくことを目指し、「Femly.ペチパンツ」を製作した。
 この商品は、お尻・お腹をすっぽり覆う立体設計になっており、ウエスト・足口は折り返しで圧迫感がなく、どんな動きにも対応できるよう大きな防水布をつけ、さらに股下にも防水布をつけたことで横漏れ軽減を目指した、サニタリー期間中でも白いボトムスなどさまざまなファッションを安心して楽しめるような商品である。サニタリーショーツとして履くのもよし、オーバーパンツとしてサニタリーショーツの上に履くのもよしと、広く活用できるよう企画した。商品名の「Femly.」はFemtechとLilyを合わせた造語。Lilyはユリの花の意味で金城学院大学の校章に用いられている大学を象徴する花でもあり、花言葉の「女性らしさ」の通り、この商品を着用した人が女性らしく過ごせることを願って名付けた。
*ショーツの上に重ね穿きするショーツのこと

 5月27・28日には、ジェイアール名古屋タカシマヤ4階ランジェリー&リラクシング売場で、コラボ商品「Femly.ペチパンツ」を販売した。現在もHogaraのECサイトで販売中。

 このプロジェクトを通して学生は、フェムテックに関する理解を深めると共に商品企画、製作、販売に至る一連の流れについて、やりがいや達成感だけでなく販売に至るまでの難しさも実体験をもって学ぶことができた。

●プロジェクトに参加した学生のコメント(一部)
・今回の経験を通じて、チームワークの重要性を学んだり、自分の夢であった商品企画をしたりすることができて、とても良かった。今、自分にあるスキル、今後身に付けていく必要があるスキルがなにか知ることができ、自分の成長に繋がった。



・企業の方と共に商品企画をするという貴重な経験をさせていただいた。この活動を通して、フェムテックに対する理解を深めたり、自分たちのアイデアが形となるという達成感を味わったりすることができた。また実際の店頭に立ち販売をする中で、多くの方に「Femly.ぺチパンツ」を手に取っていただき興味を持ってもらえたことがとてもうれしかった。



・ただ生産国や素材にこだわるだけではなく、限られた予算内で良い製品を作るために妥協しなければならない点を工夫することで、1つの商品を作るのに多くの手間がかかることを、身をもって経験することができた。しかし、商品ができたときの喜びや達成感が大きく、大変良い経験ができた。



・5月のポップアップイベントに向けて、女子大学生の意識調査を行い、商品の性能、素材、金額などをチームで話し合い企業様にプレゼンテーションをするのはとても緊張したが、お客様に欲しいと思ってもらえるような工夫を組み込むことで、女性の味方となる商品が出来上がった。またプレゼンテーションの事前準備や、販売を行うことで多くのスキルが身に付いた。そして、POP UPを通じて市場調査から商品ができ上がるまでの一連の流れと物事を柔軟に考える重要性を学んだ。販売では初めて商品を見たお客様から、「カラーがかわいい」「素敵な商品を作ったね」というお言葉をかけていただき、とても嬉しくやりがいを感じた。



・この経験を通して、グループワークの楽しさと難しさを知ることができた。取り入れたい機能や素材と値段との兼ね合いが、実際に商品化することの難しさだと感じ、いい学びになった。



・商品の企画から販売までという、学生では中々味わえない経験をすることが出来てとても光栄だった。それと同時に、1つの商品を販売するにも分析から始まり、考察→発表→フィードバック→改善と、とても時間を要することを身に染みて感じた。

【URL】
・金城学院大学リリース(2023.5.18)
  (リンク »)
・豊島株式会社リリース(2023.5.17)
  (リンク »)


▼本件に関する問い合わせ先
経営企画部経営企画課
磯部広明
住所:愛知県名古屋市守山区大森2-1723
TEL:052-798-0180
メール:k-kikaku@kinjo-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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