前回は、疎結合の管理力のうち、モジュール性、拡張性、監視、ロギングについて説明しました。今回は、疎結合の管理力のうち、信頼性、耐障害性、自動化について説明します。
疎結合の管理力(2)
信頼性と耐障害性
疎結合アプリケーションは、一部のコンポーネントが故障してもアプリケーション全体が機能し続けるように設計されていることが理想的です。信頼性と耐障害性を向上させることで、アプリケーションの管理性が向上します。
疎結合アプリケーションでは、各コンポーネントが独立して動作します。したがって、一部のコンポーネントが故障しても、その影響はその部分に限定され、アプリケーション全体への影響を最小化できます。また、機能を果たす複数のコンポーネントを持つことができるため、一部のコンポーネントに障害が発生しても、別の同一コンポーネントが動作し続けるため、アプリケーションのダウンタイムを小さくできます。
疎結合アプリケーションでは、個々のコンポーネントを独立に更新や修正可能です。このため、既知の問題を修正する際に、アプリケーション全体を停止させることなく、特定の部分だけを修正する柔軟性を持ちます。またアプリケーションの負荷が増加・縮小した場合に、同時に動作するコンポーネント数を増減することで、処理量を拡大・縮小できます。この柔軟性とスケーラビリティにより、システムのパフォーマンスと信頼性を維持することができます。
疎結合の特性により、システムの各コンポーネントを個別にテスト、修正、アップデートすることが可能です。そのため、問題が発生した場合でも迅速に対応し、システムの信頼性を維持することが容易になります。
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