働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、インボイス管理サービス「Bill One」が、受領した請求書が適格請求書の要件を満たしているか自動判定できる「適格請求書判定機能」を8月29日より追加することを発表します。
インボイス制度開始後、担当者は請求書を受領する際の新たな工数として、受け取った請求書が適格請求書か否かの確認が必要であり、大きな負担となることが予想されています。そこで、Bill Oneでは「適格請求書判定機能」を追加し、新たに発生する確認業務を自動化することで、インボイス制度への対応工数を大幅に削減します。なお、本機能は現在特許出願中です。
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■機能追加の背景
Bill Oneは、郵送で届く紙の請求書やメールに添付されるPDFの請求書など、あらゆる請求書をオンラインで受領・データ化し、月次決算の加速を後押しするインボイス管理サービスです。2023年10月より開始するインボイス制度への対応を強化しており、8月22日には適格請求書の発行を容易にするための「請求書のカスタムテンプレート機能」の追加を発表しています(※1)。
インボイス制度の開始に伴い、経理担当者は請求書を受け取る際に適格請求書か否かの確認を行うことが新たに必要となります。単に必要項目が記載されていることを確認するだけでなく、登録番号に紐付く事業者名と取引先名が一致しているか、消費税額が正しく記載されているかなど、確認すべき箇所が多いため確認作業に多くの工数が必要となります。しかし、当社が行った調査では適格請求書の受領に関わる準備を完了しているのはわずか2割と対応が進んでいないことが明らかになっており(※2)、インボイス制度開始1か月前に迫る中、企業の対応は急務となっています。そこで、企業の制度対応を後押しするため、適格請求書か否かを自動判定できる「適格請求書判定機能」の追加を決定しました。
■機能概要
Bill One上で受け取った請求書が、適格請求書の要素を満たしているかを、特許出願中である当社独自のロジックで確認し、適格請求書か否かを自動判定します。
―Bill Oneで自動確認する項目―
1.登録番号の記載があるか
2.登録番号に紐付く事業者名と取引先名が一致しているか
3.適格請求書または区分記載請求書に必要な項目が正しく記載されているか
すべての要素を満たす場合は「適格」、それ以外は「要確認」とその旨が表示されます。また、登録番号がない請求書のうち区分記載請求書の要件を満たしていれば「区分記載」、それ以外の海外請求書などに関しては「不明」という判定結果となります。
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ユーザーは、受け取った請求書が適格請求書か否かを一目で確認できるため、制度対応に必要な工数を大幅に削減することができます。本機能の追加により、対応が進んでいない請求書受領業務のインボイス制度対応の生産性向上を後押しします。
今後もBill Oneは企業のインボイス制度対応を促進し、法制度をきっかけにした経理DXや企業の月次決算を加速していきます。
※1:Sansan株式会社「請求書のカスタムテンプレート機能」(2023年8月22日発表)
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※2:Sansan株式会社「インボイス制度に関する実態調査」(2023年7月19日発表)
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(以上)
■請求書受領から、月次決算を加速する「Bill One」
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供するインボイス管理サービスです。郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで一括受領し、素早く正確にデータ化。請求書をクラウド上で一元管理することで、アナログで非効率な請求書業務をデジタル化します。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応し、月次決算業務を効率化することで、企業経営における意思決定のスピードを加速します。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約DXサービス「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL: (リンク »)
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:65億82百万円(2023年5月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
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Eight (リンク »)
Bill One (リンク »)
Contract One (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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