ブラジル・ゴイアス州財務局、貨物輸送での脱税に対応するためにAIを利用

SAS Institute Japan株式会社

From: Digital PR Platform

2023-11-27 11:11


SAS ViyaのSAS Enterprise GuideとSAS Visual Analyticsを利用して、
データの相互参照と視覚化を行ない、監査アラートを生成


AIとアナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Inc.(以下、SAS)は、ブラジルのゴイアス州財務局が、貨物輸送での脱税に対応するためにSASのテクノロジーを採用したと発表しました。同局では2023年4月に取り組みを開始し、1か月経たないうちに罰金徴収額を前年同月比で54%増やしました。

同プロジェクトは輸送中の商品を検査するためのものであり、モニタリングと人工知能( (リンク ») )の技術を利用して、税務データもリアルタイムで照合します。州内のすべての高速道路のアンテナに光学文字認識(OCR)カメラが設置され、車両のナンバープレートをスキャンするようになっています。

これらのアンテナは、高速道路を走る貨物トラックを1日に約3万台追跡しています。アンテナからナンバープレートの写真のデータが本部に転送され、そこで商品の送り状の情報と照合されます。不審な動きを検知すると、アラートが発せられます。

SAS® Enterprise Guide®はデータの相互参照をサポートし、アラートを発します。一方で、SAS® Viya®上のSAS Visual Analyticsはアラートを追跡するためにデータを視覚化します。SAS ViyaはクラウドネイティブのAIプラットフォームであり、大規模で複雑なデータセットを分析するためのオプションとコントロールを、必要な拡張性とともにお客様に提供します。

SAS Enterprise Guideを使うことで、ビジネスアナリストは分析とレポートを自ら作成できることから、ITスタッフが他の戦略的なプロジェクトに集中して取り組むことが可能になります。ゴイアス州の税務監査官で同州経済局の調査・監査部長であるジョバナ・アモリム・ザナト(Giovana Amorim Zanato)氏によると、約14人の監査員がこのソリューションを使用するためのトレーニングを受けました。その結果、これらの監査員はシステムの分析とレポートの機能を利用できるようになり、同テクノロジーを使いこなしているということです。

また同局では、SAS Enterprise Guideを利用することで、高度な統計手法を用いてロジスティック回帰を作成し、貨物全体ではなく、一部しか報告していないと思われる車両を特定しました。さらには、SASを利用して、重量超過の可能性のあるトラックを通知するモデルも開発し、監査員が注意を向けられるようにしました。

SAS ViyaのSAS Visual Analyticsを利用することで、同局ではデータをリアルタイムで視覚化できるようになり、それまで30分ごとに更新されていたプロセスが合理化されました。また、以前はダッシュボード同士が相互に関連付けられていなかったため、すべてのダッシュボードに一度にフィルターを挿入するといったようなことは不可能でした。ダッシュボードは、財務局の州オペレーション・センター(COE)において監視されています。

市民への恩恵
運用を開始してから最初の1か月で、SASの支援のもと、同システムは税の不整合が疑われるとして1日あたり300件のアラートを発し、送り状の偽造や、貨物輸送車両に義務付けられている電子マニフェストへの不対応、申告量を超過した貨物といった不正行為を特定できるようになりました。税務違反が見つかった場合は、罰則の適用に加え、運送業者から税金が徴収されるようになっており、脱税や不正競争の抑制につながります。

ザナト氏は、次のように述べています。「このプロジェクトにより、財務局の業務が大きく効率化されました。その結果、社会に恩恵がもたらされ、当局の透明性の向上にもつながっています。当局は、SASのテクノロジーと他のテクノロジーを統合することで脱税を防止し、他の州局の模範となる革新的な仕組みを作り上げました」

SASには、他州の局からも、同様のプロジェクトのソリューションの相談が寄せられています。SASブラジルの政府・民間銀行部門の責任者であるマルセロ・ラランジェイラ(Marcelo Laranjeira)は、次のように述べています。「今日、SASにとって公共部門はブラジルにおける最も重要な事業分野の1つです。当社は、完全に反復可能なソリューションにより、人工知能や機械学習といった最先端のテクノロジーを、国内市場に投入する機会を手にしています」

ラランジェイラは、また、次のように指摘しています。「意思決定や公共サービスの改善のために、管理者が人工知能などのテクノロジーを利用するケースが増えています。これらのリソースにより、ブラジルは公共分野の課題に対処する態勢の整った国となり、このセクターで真のデータ駆動型文化を生み出し、効率的なサービスを通じて国民に恩恵をもたらすことができるようになります」

*2023年11月9日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
(リンク »)
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
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