1. はじめに
みなさん、こんにちは。
前回は、ネットワーク自動化に利用できるライブラリの1つであるnetmikoライブラリについて説明しました。netmikoはSSHやTelnetを通じてネットワークデバイスに接続し、設定変更や操作を自動化するライブラリでしたね。netmikoを使用すると、ベンダーに依存しない管理が可能になります。
さて、今回は、NAPALMライブラリを取り上げましょう。NAPALMもネットワーク自動化に使えるPythonライブラリです。
2. NAPALMライブラリ
NAPALMは、「Network Automation and Programmability Abstraction Layer with Multivendor support」の頭文字を取ったもので、さまざまなネットワーク機器やOSに対応したAPIを提供しているPythonライブラリです。Cisco、Juniper、Aristaなど、異なるベンダーのネットワーク機器を統一的に管理でき、自動化することが可能です。具体的には、設定の取得や変更、状態の取得、構成の比較といった作業を簡単に行なえるような設計がされています。これによって、ネットワークエンジニアはマルチベンダー環境における作業効率を大幅に向上させることができます。
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