【カーボンクレジット専門情報機関トリジェンス】J-クレジットの格付情報「Tolligence Rating」のα版を公開

株式会社トリジェンス

From: PR TIMES

2024-05-04 16:16

ケンブリッジ大学発スタートアップTolligenceは、J-クレジットの各プロジェクトを個別に評価し格付情報を提供するサービス「Tolligence Rating」のα版を公開します。



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株式会社トリジェンス(本社:東京都港区、代表取締役社長:亀田義勝)はJ-クレジットの格付を提供する新サービス「Tolligence Rating」(トリジェンス・レーティング)を公開します。J-クレジットプロジェクトを個別にリスク評価し格付を付与することで、企業がカーボンクレジット取引におけるリスクを定量的かつ正確に評価できるようになります。J-クレジットの格付情報「Tolligence Rating」α版にご興味のある方は事前登録フォームよりお申込ください。

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サービス概要
「Tolligence Rating」は、科学的知見と最先端のデータ分析技術を駆使して、J-クレジットの各プロジェクトに格付を提供します。プロジェクトごとの品質とリスクを可視化することで、企業がカーボンクレジットを購入または販売する際の意思決定を支援し、持続可能なビジネス戦略の実現に貢献します。本サービスでは、J-クレジットに登録されている森林管理プロジェクトを「追加性」、「定量性」、「永続性」の3つ観点から評価を行い、格付を提供しています。
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主な特徴
- ケンブリッジ大学の研究ベースの評価:英国ケンブリッジ大学発のJ-クレジットに関する研究手法に基づいてプロジェクトを分析し格付を提供します。
- 直感的なダッシュボード:ユーザーフレンドリーなインターフェースを通じて、複雑なデータを簡単に理解できます。
- API提供(開発中):格付やリスク情報をAPI化することでカーボンクレジットの仲介・販売を手掛ける企業のサービスに組み込むことが可能となります。また、社内のシステムと接続することで、カーボンクレジットを購入する企業の調達戦略・シミュレーションに活用いただけるようになります。

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ユースケース(活用シーン)
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【ケース1】カーボンクレジット売買を仲介する金融機関のケース
これまで、J-クレジットを販売する際に取引価格の妥当性を説明・理由付けすることが困難であるがゆえに、買い手が見つかりづらいことが課題でした。Tolligence Ratingを使用することで、J-クレジットの販売の際に格付を顧客に提示することができ、信頼性・説明性が向上します。これにより、投資家等への説明が求められる顧客へ最適なJ-クレジットを提供することが可能になります。

【ケース2】カーボンクレジット市場を運営する企業のケース
カーボンクレジット市場での流動性を担保するために、プロジェクト別ではなく同種類のクレジットをまとめて市場取引する方法があります。その際、品質の悪い「ジャンククレジット (Junk carbon credits)」を混ぜないことが重要となります。玉石混交のクレジット市場を運営した場合グリーンウォッシング(見せかけの対策)批判は免れず、ブランド・信頼を毀損するリスクが存在します。
Tolligence Ratingを参照することで、品質が一定以上のカーボンクレジットのみを選定して自社の市場で取り扱うことが可能となります。ジャンククレジットを排除することで、市場参加者に対する付加価値提供が可能となります。

【ケース3】カーボンクレジットを購入する企業のケース
これまではJ-クレジットを購入する際の比較基準がなく、独自に各プロジェクトを評価する必要がありました。そのため、多大な調査コストがかかったり、担当者個人の独自基準のみで調達を決定したりすることが課題でした。
Tolligence Ratingを活用することでJ-クレジットプロジェクトを横比較することが可能となり、自社の脱炭素方針に合ったカーボンクレジットを選択することができます。
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※すべてのお申込に対応できない場合があります。予めご了承ください。
サービスの背景
カーボンニュートラルの手段として注目されるカーボンクレジットは「実効性」の観点から疑問視されることがあります。例えば、森林による二酸化炭素の吸収量を実際よりも過大に見積もるカーボンクレジットプロジェクトが存在します。このようなカーボンクレジットを購入した企業が見せかけの脱炭素化であるとして、いわゆる「グリーンウォッシュ批判」を受けたり、訴訟される事例が見られるようになりました。カーボンニュートラルの達成には、より高品質で信頼できるクレジットの創出・購入が求められ、プロジェクトごとにパフォーマンスを評価する仕組みが不可欠です。「Tolligence Rating」は、カーボンクレジットに関するリスクを明確にし、企業が安心してカーボンクレジット市場に参入するための指針となります。
Tolligenceとは
Tolligenceはケンブリッジ大学の研究をもとに、J-クレジットなどカーボンクレジットプロジェクトのデータ分析・リスク評価・格付を行う専門情報機関として2024年3月に設立されました。私たちは「カーボンクレジット市場に透明性を」との理念を掲げ、意味ある環境投資が促進されることを目標としています。当社はカーボンニュートラル、そしてその先の脱炭素社会が実現されるために、より高品質なカーボンクレジットが市場に行きわたるよう、カーボンクレジットのデータ分析・格付をしてまいります。
会社概要
社名:株式会社 トリジェンス (Tolligence)
設立日:2024年3月
代表:亀田義勝
所在地:東京都港区北青山1-3-1 アールキューブ青山3階
URL: (リンク »)
事業内容:カーボンクレジットのデータ分析、リスク評価、格付、情報発信


プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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