IBM、新しいエントリーレベルのオールフラッシュ・ストレージ・プラットフォーム「IBM Storage FlashSystem 5300」を発表

日本IBM

From: PR TIMES

2024-05-08 16:46



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IBMは新しいIBM Storage FlashSystem 5300( (リンク ») )を発表しました。この強力なエントリーレベルのストレージ・ソリューションは、わずか1ラック・ユニットで、あらゆる規模の企業に卓越した価格性能比、高可用性、エンタープライズ・クラスのデータ・サービスを提供します。


IBM Storage FlashSystem 5300 は、リソースに制約のあるデータセンターと大規模で要求の厳しいワークロードを抱える企業にとって、パワフルで拡張性の高いオールフラッシュ・プライマリー・ストレージ・プラットフォームです。そして、レイテンシーに敏感なワークロードや常に更新されるデータ・セットに対してパフォーマンスと容量の要件を選択する際に、あらゆる規模のお客様に柔軟性を提供します。また、同時に発表した、データセンターへの投資からより多くの効果を得るためのストレージ・アーキテクチャ戦略をサポートする、新しい IBM Storage Assurance プログラム( (リンク ») )により、お客様は IBM Storage FlashSystem 5300 のさらなる利点を活用することができます。


IDCのインフラストラクチャー・システム担当で、リサーチ・バイス・プレジデントであるDave Pearson氏は次のように述べています。「AIとランサムウェア対策は、あらゆる規模のお客様にとって最優先事項です。最近改善されたパフォーマンスとIBM FlashCore Moduleのランサムウェア検出機能により、FlashSystem 5300は、ハイブリッドクラウド・ストレージを最新化するクライアントのこうした重要なビジネス・ニーズに対応することを目的としています」


モノリシックなストレージ・システムに投資する従来のベンダーとは異なり、IBM Storage FlashSystem 5300 は、ワークロードを保護し、標準ラックのわずか 1U という小さなフットプリントに統合して、より高いパフォーマンスと大容量を実現するように設計されています。この新しいモデルは、パフォーマンス、容量、データ・レジリエンスの大幅な向上を実現しています。


生産性の向上:データベースのような典型的なエンタープライズ・ワークロードを実行するように構成されたシステムの場合、前世代の FlashSystem 5200 に対して、IBM Storage FlashSystem 5300 はデータベースのような 70/30/50 の典型的なプロダクション・ワークロード[1]で最大 45% のスループットの向上とシーケンシャル・ワークロードで少なくとも 50% の帯域幅の向上を実現するように設計されています。[2]

ストレージ密度の向上:お客様は、2:1の重複排除と3:1の圧縮率を使用して、1Uのフォーム・ファクター・システムで最大1.81PBeのデータ(実効容量)を得ることができます[3]。また、IBM FlashSystem 5300 は、2:1 の重複排除と 3:1 の圧縮率を使用して、拡張筐体を含む13U フォーム・ファクター・システムで最大 25.5PBe のデータ(実効容量)を提供できます[4]。

データ・レジリエンスの強化:FlashCore Module 4が実現する新技術は、機械学習モデルを使用してI/Oから収集された統計情報を継続的に監視し、ランサムウェアのような異常を1分以内に検出するように設計されています[5]。

効率の最大化:顧客は、IBM Storage Insightsと、AIベースのデータ配置と自動化を含むIBM Spectrum Virtualizeにより、AIを活用した予測分析を活用できます。

強化されたVMware統合:不変スナップショットのサポート、ポリシーに基づくレプリケーション、VMware Virtual Volume 2.0のサポートにより、仮想マシンを脅威から保護します。



コンパクトなフットプリントと向上したストレージ密度により、FlashSystem 5300は、組織が小規模から始めて、ビジネス・ニーズの進化に合わせてパフォーマンスと容量の両方を拡張するために活用できるビルディング・ブロックを提供します。


IBM Storage Assurance プログラムと IBM Storage FlashSystem 5300は、いずれも一般向けに利用可能になりました。


ビジネス・パートナーとのさらなる提携
IBMは、ビジネス・パートナーと緊密に連携し、パフォーマンスとスケールを優先しながらITスタックをシンプルにするソリューションを、あらゆる規模のお客様に提供しています。ビジネス・パートナーの目標は、脅威を可能な限り迅速に検出するための防御の設定や、攻撃対象の把握に役立つ運用セキュリティー機能の向上により、組織が IBM Storage FlashSystems からさらなる価値を得られるよう支援することです。


以下はパートナーのコメントです。

Arrow社のビジネス開発マネージャー、Steve Jeffery氏
「IBM Storage Flash System 5300の機能強化により、IBMはすでに素晴らしかった製品を改良しました。より大容量で、より高いパフォーマンス、さらに高いスループットは素晴らしい改善です。FS5300は、新しい FlashCore Module 第4世代と組み合わせることで、圧縮とセキュリティーも実現します。これらの機能強化が以前の製品と比べてどう進化したのか、楽しみにしています」


Axians社のセールス・マネージャー、Zoran Ilić氏
「10年以上にわたり、我々はIBMのFlashSystemテクノロジーと共存してきました。今、新しいIBM Storage FlashSystem 5300のリリースにより、パフォーマンス、容量、データ・レジリエンスがさらに強化されることに興奮しています。この新しいテクノロジーは、企業がデータセンターへの投資を最大限に活用するのに役立つと確信しています」


Cegeka社の サービス・マネージャー 、Gert-Jan Vaes氏
「IBMのFlashSystemを当社のCegeka Power Cloudアーキテクチャに統合することで、当社の運用効率と拡張性が大幅に向上しました。このシステムは、コスト効率と柔軟性に優れたソリューションで当面のニーズを満たすだけでなく、弾力性があり強力なハイブリッド・クラウド・インフラという当社の長期的ビジョンにも完璧に合致しています。新しい5300モデルのパフォーマンス、容量、サイバー・レジリエンスの向上により、私たちは最先端技術を活用し、データアクセスを高速化し、信頼性を高め、シームレスな顧客体験を確保するとともに、データを安全に保護することができます」


Technologent社のIBM Practice Manager、Michael Schroll氏
「IBM Storage FlashSystem 5000 テクノロジーの活用は非常に簡易的で、インストールも簡単です。新しい FlashSystem 5300 と改善されたサイバー・レジリエンスを、すべて 1U のフットプリントでお客様にお見せできることに感激しています。この価格帯で、高性能、大容量、エンタープライズ・グレードの機能を利用できるようになることを考えると、驚くばかりです」


IBM Storage Assuranceの詳細はこちら( (リンク ») )、IBM Storage FlashSystem 5300の詳細はこちら( (リンク ») )


[1]免責事項:パフォーマンス指標は、12個のFlashCoreモジュール、512GBキャッシュ、16x32Gb FCポートを搭載したFlashSystem 5300のIBM社内テストに基づきます。12個のFlashCoreモジュール、512GBキャッシュ、8x32Gb FCポートを搭載したFlashSystem 5200。FS5200は、16KBブロック・サイズのランダム70/30/50ワークロードで、1.00msレイテンシで270,944 IOPSを達成したのに対し、FS5300は同じワークロードで394,955 IOPSを達成しました。(45%の改善)。結果は異なる場合があります。


[2]免責事項:パフォーマンス指標は、12個のFlashCoreモジュール、512GBキャッシュ、16x32Gb FCポートを搭載したFlashSystem 5300のIBM社内テストに基づきます。12個のFlashCoreモジュール、512GBキャッシュ、8x32Gb FCポートのFlashSystem 5200。FS5200は256KBブロック・サイズ、シーケンシャル・リード・ヒット・ワークロードで17.8GB/秒を、FS5300は同じワークロードで28.6GB/秒を達成しました。結果は異なる場合があります。


[3]免責事項:1Uコントロールエンクロージャ:9+Q+P+S DRAID-6アレイで構成された各38.4TB=460.8TBのドライブ12台は、RAIDオーバーヘッドとメタデータのプロビジョニング後、302.12TBの使用可能容量を提供し、3:1の圧縮と2:1の重複排除の比率は1.81PBの実効容量に相当します。


[4]免責事項:5U拡張2台:92ドライブ30.72TB + 1台の2U拡張: 24ドライブ1.92TBを10+P+Q+S DRAID-6アレイに構成、RAIDオーバーヘッドとメタデータプロビジョニング後、3,952.68TBの使用可能容量 + 1Uコントロールエンクロージャ: 12ドライブ38.4TBを9+Q+P+S DRAID-6アレイに構成、RAIDオーバーヘッドとメタデータプロビジョニング後、302.12TBの使用可能容量。合計4,254.8TBの使用可能容量に、3:1の圧縮率と2:1の重複排除率を適用した場合、標準ラックの13Uで25,528.80TBの実効容量となります。


[5]免責事項:IBM Researchによる内部実験では、ランサムウェアが暗号化プロセスを開始してから1分以内にランサムウェアを検出することが実証されています。この実験は、4.1 ファームウェアをロードした 6 個の FCM を搭載した FlashSystem 5200 で行われた。5200には8.6.3 GAレベルのソフトウェアがロードされていた。5200に接続されたホストは、XFSファイルシステムでLinuxを実行していた。このケースでは、WannaLaughと呼ばれるIBMのランサムウェア・シミュレータが使用された。得られた結果を受け取るには、基盤となるシステムがFCM4.1と互換性があり、バージョン8.6.3のGAレベルのソフトウェアがロードされている必要があります。

当報道資料は、2024年4月25日(現地時間)にIBM Corporationが発表したブログの抄訳をもとにしています。原文はこちら( (リンク ») )を参照ください。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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