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不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)のグループ会社である、データ解析事業のアットホームラボ株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:大武 義隆 以下、アットホームラボ)は、間取り図から部屋の特徴を抽出する「間取図特徴抽出AIモデル」に関する特許を取得しましたことをお知らせいたします。
【「間取図特徴抽出AIモデル」について】
間取り図画像から、間取りの構成やリビング・各居室・キッチン・水回り・収納などの各領域、配置関係、つながりなどをAIで解析し、間取りの特徴を50種以上の物件特徴の中からタグとして出力します。本AIモデルを活用することで、物件情報の登録漏れを補填することや、間取りの特徴を可視化することで物件アピールの幅を広げることができます。なお、本AIモデルについて、抽出された特徴には下記特許技術を用いたものが含まれております。
- 間取り図内の扉・窓の向きを含めて精度よく認識、解析する技術
- 領域間の上下・左右の位置関係を検出する技術
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【特許の概要】
■登録日:2024年4月5日
■特許番号:特許第7466940号
■発明の名称:「間取り図画像を処理する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム」
【特許取得の背景・今後の展望】
不動産会社が物件情報を不動産会社間や消費者などへ公開する際、物件情報を不動産ポータルサイトなどのシステムに登録する必要があります。しかし、物件情報には多数の登録項目があり、物件情報を入力する人の知識やスキルによって情報の登録漏れが生じていました。本AIモデルにより、間取り図画像から物件の特徴を簡単に抽出できるようになり、入力者の知識やスキルに依存することなく、物件の魅力を引き出すことが可能になります。
現在、本AIモデルを利用できるAPIを提供し、さまざまな不動産会社のお役に立てるよう活用の幅を広げています。今後も、精度の高い解析ができるようさらなる開発を進めてまいります。
■アットホーム株式会社 テクニカルディレクター/アットホームラボ株式会社 代表取締役社長 大武 義隆
間取り図は住まい探しをする上で重要な情報を数多く含んでいますが、間取りの特徴はほとんどデータ化されておりません。消費者は物件検索サイトで間取り図を見て主観的に特徴を判断していますが、実際には間取りの特徴や魅力を見逃している可能性があります。
本AIモデルの活用により間取りの特徴を可視化することで、新居での生活動線をイメージできるようになります。住まい探しのプラットフォームを提供する立場として、消費者と物件をマッチングするだけではなく、入居後も満足できるようなお部屋を提供できるようにしていきたいと考えております。
本AIモデルはまだ発展途中でもあるので、今後もさらに多くの特徴を精度高く解析できるように活動してまいります。
【アットホームラボについて】
アットホームのグループ会社であるアットホームラボ株式会社は、不動産関連業務のさらなる効率化の支援や新しい住まい探しの提供を目指して、AIなどの先端技術や不動産ビッグデータの解析・活用により、新たなソリューションの開発・提供を行っています。
“データ&テクノロジーで、不動産に関わる全ての人のお役に立つ”という経営理念に基づき、人手不足対策や働き方改革の実現といった社会課題の解決に貢献してまいります。
<参考>
野村不動産ソリューションズ、不動産情報サイト「ノムコム」内にアットホームの「間取図特徴抽出AIモデル」を導入
(リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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