キーコーヒー株式会社(本社:東京都港区)代表取締役社長の柴田 裕は、この度、コーヒーに関する国際的な研究機関である「ワールド・コーヒー・リサーチ(以下「WCR」、本拠:アメリカ合衆国、CEO:Jennifer “Vern” Long)」のボードメンバーに就任しました。WCRが2012年に設立して以来、アジアおよび日本人として初のボードメンバーとなります。
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■WCRとボードメンバーの役割について
WCRは、本拠地をアメリカ合衆国に置き、世界20ヵ所以上のコーヒー研究機関、先進的科学研究所とのネットワークを介して運営されている非営利団体です。革新的なテクノロジーを提供し、コーヒー生産を進化させることで生産性と品質を高め、持続的なコーヒー生産の実現を目指し、長期的な供給の安定化に取り組んでいます。
WCRのボードメンバーには、世界中のコーヒー企業から優れたリーダーが集結しています。ボードメンバーは、コーヒーの消費国かつ生産国の観点から、WCRの研究プログラムの活動に参画します。
■ボードメンバーへの就任背景
WCRは、2015年に「コーヒーの2050年問題」に対して、「コーヒーの多様性を守り、未来を守る」ためにさまざまな研究事業を推進しています。当社は、WCRのビジョンに賛同し2016年から協力関係を開始しました。2017年にはWCRが実施したIMLVT(国際多地域実証試験)※1に参画し、現在も当社直営農園にて栽培試験を実施しています。
このような背景から、今後もWCRとのさらなる協力関係を構築していくとともに、コーヒー産業の認知拡大を図るために日本での情報発信を強化すべく、当社代表取締役社長の柴田がアジア初となるWCRのボードメンバーに就任しました。
■WCRとキーコーヒーの関係性
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2023年撮影(当社本社にて)WCRロングCEO(右)と記念写真
■当社代表取締役社長 柴田からの抱負
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<参考URL>
※1 2016年5月13日リリース 「World Coffee Research」と共同研究を開始
IMLVTの和訳は「国際品種栽培試験」 から 「国際多地域実証試験」に変更されています
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※2 「コーヒーの2050年問題」とは
コーヒーは北緯25度から南緯25度のコーヒーベルトと呼ばれるエリアで栽培される農作物です。
全世界のコーヒーの約6割を占める高品質なアラビカコーヒーは、気候変動による気温の上昇や降雨量の減少などさまざまな影響を受け、2050年には栽培適地が50%にまで半減すると言われています。
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※3 2022年1月31日リリース 「コーヒーの未来を守る専門部署を創設 『コーヒーの未来部』 」
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