第18回仮想政府セミナー/STIG国際シンポジウム「デジタル社会における参加型デザインとソーシャルイノベーションが果たす役割とは」

一般社団法人行政情報システム研究所

From: PR TIMES

2024-05-16 19:40

一般社団法人行政情報システム研究所は、東京大学公共政策大学院と共催で、第18回仮想政府セミナー/STIG国際シンポジウム「デジタル社会における参加型デザインとソーシャルイノベーションが果たす役割とは」を下記のとおり開催いたします。

【イベントページ】
(リンク »)

【イベント概要】
今年度の仮想政府セミナーでは、デジタル化が進む現代社会において参加型デザインとソーシャルイノベーションが果たす役割に焦点を当てます。参加型デザインは、個々のニーズや価値観を尊重しながら、共同で問題を解決する手法です。これにより、製品やサービスがより使いやすく、社会的な影響が最大化される可能性が高まります。
一方、ソーシャルイノベーションは、社会や環境の課題に対する革新的な解決策を生み出すプロセスです。デジタル技術の進歩により、情報やアイデアの共有が容易になり、多様なステークホルダーが協力してイノベーションを実現することが可能になりました。参加型デザインとソーシャルイノベーションが組み合わさることで、より包括的で持続可能な未来を築くための基盤が整います。
このイベントでは、デジタル化が進む社会において、技術革新だけでなく、人々が参加し合い、共に創造することの意味、そして可能性を探求します。参加型デザインとソーシャルイノベーションがもたらす影響を議論し、より良い未来を築くための具体的な手法やアプローチについて考えます。

日時:2024年5月31日(金)13:00~15:30
場所:東京大学大学院 情報学環・福武ホール地下2階 福武ラーニングシアター およびオンライン
   会場アクセス: (リンク »)
   オンライン参加者には開催前日にアクセス情報をご案内します。
共催:東京大学公共政策大学院 STIG(政策のための科学)教育・研究ユニット
   一般社団法人行政情報システム研究所
言語:日英同時通訳あり
要事前登録お申し込み:以下の登録フォームからお申込みください。
(リンク »)
(※登録フォームが開けない方はメールにてSTIG@pp.u-tokyo.ac.jpまで所属・お名前をお知らせ下さい)

プログラム:
1. キーノートスピーチ「ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン -デジタル社会との共存- 」
 Ezio Manzini氏 (ミラノ工科大学名誉教授)
2. 日本事例のご紹介 -地域から始まるイノベーションの事例-
 (1) こどもがつくる地域社会
     古川 理沙 氏(ひより保育園代表兼プロデューサー)
(2) サスティナブルな未来を地域で作る「座間市×小田急ウームズ プロジェクト」
収集・排出・資源循環のサポート小田急WOOMS 正木 弾 氏
3. パネルディスカッション
パネリスト:Ezio Manzini氏(ミラノ工科大学名誉教授)・市川文子氏(リパブリック共同代表)・古川理沙氏(ひより保育園代表)・正木弾氏(小田急WOOMS)
モデレーター:城山 英明(東京大学公共政策大学院教授)

講演者のご紹介:
Ezio Manzini(エツィオ・マンズィーニ)
ミラノ工科大学名誉教授
イタリアのデザイン研究者。ソーシャルイノベーションとサステナビリティのためのデザインにおけるリーダー的存在であり、現在、ミラノ工科大学の名誉教授。同済大学(上海)および江南大学(無錫)においても客員教授。また国際的なネットワークであるDESIS(Design for Social Innovation and Sustainability)の創設者でもある。
エリサバデザインスクールアンドエンジニアリング(バルセロナ)やロンドン芸術大学(ロンドン)など、世界中の大学で教鞭を執ってきた。代表作は、「日々の政治: ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン文化」、「Design, When Everyone Designs」、そして最新著書である「Livable Proximity: Ideas for the City That Cares」など。
サービスデザインの普及にも貢献し、90年代にはミラノ工科大学でサービスデザインの修士プログラムを立ち上げ。彼の最大の貢献は、参加型デザインとソーシャルイノベーションの交点として「ソーシャルイノベーションのためのデザイン」(DfSI)を確立したこと。彼の主張する要点は、誰もがデザイナーであり、自分自身の暮らしたい社会をデザインする能力を持っているということです。この考え方は、世界中のデザイン教育に大きな影響を与え、新たなデザインの進路を示す教科書として広く受け入れられている。

◆お問合せ先◆
STIG OFFICE (Science, Technology, and Innovation Governance)
Graduate School of Public Policy (GraSPP), The University of Tokyo
STIG@pp.u-tokyo.ac.jp

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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