TC3、エンタープライズ企業の複数サービス展開における、認証認可及びID管理をつかさどる統合マネージドサービス「Tactna(タクトナ)」をアーリーアクセス版として提供開始

TC3株式会社

2024-05-29 11:45

ギグエコノミーを活用したデジタルサービス開発を提供するTC3株式会社(以下、TC3、本社:東京都千代田区、代表取締役:須藤 義人)は、この度、スーパーアプリ構想を筆頭とした複数のアプリケーションサービスを展開する上での、アプリケーション開発とアイデンティティ・アクセス管理のギャップを埋める統合マネージドサービスとして、「Tactna(タクトナ)」をアーリーアクセスとして限定提供開始いたします。このサービスにより、多くのエンタープライズ企業におけるスーパーアプリ構想 や プラットフォーマー構想の実現を後押しします。
●背景
TC3は、ウェブアプリケーション開発及び認証認可の技術バックグラウンドを活かし、Okta社のパートナープログラムに参画し、2021年より、日本のエンタープライズ企業における攻めのDXへの取り組みに対応するため、「顧客接点トータルサービス」を展開してきました。

このような背景の中、エンタープライズ企業における攻めのDXへの投資が積極的になっているとともに、ID管理を攻めのDXの中核に据える企業が少なくありません。また、グローバルな調査においても、クラウドネイティブな開発における課題のトップとしてID管理が挙げられており(参考調査:2022 Trends in Cloud Native Figure 7より)、高度なセキュリティ対応や新しい標準技術など、認証認可関連の導入が従来以上に複雑化していることも伺えます。

また、多くのエンタープライズ企業は、スーパーアプリ構想などのように、複数のアプリケーションサービスを展開することを目指しており、そのような取り組みの中で重要となるのがID管理です。しかしながら、B2B向けのサービス展開や、複数のアプリケーションサービスの展開にあたって、サービス毎に組織・ユーザーの扱い方(課金などの情報、管理者・一般ユーザーなどの権限管理など)が複雑であり(参考ブログ)、設計・実装・テストなど開発プロセス全般に渡る複雑化や、開発時の手戻りなどに繋がっています。

●提供ソリューション
上記のような環境において、多くのエンタープライズ企業が目指す複数アプリケーションサービスの展開をスピーディに開発し、継続的に運用することを可能にする統合サービスとして、「Tactna(タクトナ)」を本日より提供開始いたします。この統合サービスは、TC3が管理・運用するマネージドサービスとして提供され、以下の3つの要素から構成されています。

(1)認証認可機能
本統合サービスでは、認証認可機能としてOkta Customer Identity Cloud(powered by Auth0)を採用しています。昨今セキュリティリスクが高まる中で、認証認可機能を自社で開発・運用することは難しくなっています。Okta Customer Identity Cloudでは、開発効率向上はもちろん、セキュリティの強化の実現が可能です。

(2)ユーザー向けのサービスポータルや課金・ユーザー管理機能
TC3が提供するSaaSとして、Tactna Identityを提供します。本サービスは、ヘッドレス(API)で活用することが可能で、自社ブランドに合わせたユーザー向けの管理サイトを簡単に準備することが可能です。また、課金管理や契約管理などのカスタマイズUIの追加や様々なユーザーの状態変化に応じた他システムへのワークフローの定義も可能です。Okta Customer Identity Cloudのみでは実現できない非機能系の要素も本サービス内に含めてご提供します。

(3)要件定義・開発・運用ベストプラクティス
TC3では、Okta Customer Identity Cloud以外にも様々な認証認可サービスの実装経験や、Webアプリケーション開発の経験があります。また、Okta社のパートナープログラムにおいて、Customer Identity 領域のスペシャライゼーション資格を取得しています。このような経験に基づき、要件定義から開発、運用フェーズ全フェーズにおいて一気通貫で、TC3のナレッジをご提供します。
本サービス詳細については以下の特設サイトから詳細資料をダウンロードいただけます。

> (リンク ») <

●エンドースメントコメント
TC3は、アイデンティティ管理のグローバルリーダーであるOktaの認定パートナーです。Okta Japan株式会社、代表取締役社長の渡邉崇 氏よりコメントを頂いております。

「この度のTC3様による複数サービス展開における、認証認可及びID管理をつかさどる統合サービス『Tactna(タクトナ)』の発表を心より歓迎いたします。本サービスにより、日本国内におけるエンタープライズ企業がプラットフォーム構想におけるデジタルサービスを積極的に展開することが実現され、攻めのDXが益々推進されることを期待いたします。」
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    初心者にも優しく解説!ゼロトラストネットワークアクセスのメリットと効果的な導入法

  2. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

  5. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]