ウェルヴィル、対話AI「LIFE TALK ENGINE」を活用した病院の受付業務を効率化する新サービスを開発

ウェルヴィル株式会社

From: PR TIMES

2024-06-17 11:16

案内係の省人化、トルコ語での案内対応など、埼玉県の東川口病院で実証実験を実施

対話を通じた豊かな暮らしの実現を目指し、日本語対話AI「LIFE TALK ENGINE」を提供するウェルヴィル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:松田智子、以下「ウェルヴィル」)は、医療の2024年問題対応が求められる医療機関において、受付対応や自動受付機の操作案内、多言語対応によって受付業務を効率化する病院向けDXソリューション「LIFE TALK 病院受付」を提供開始したことを発表します。

サービスURL: (リンク »)

合わせまして、2024年6月17日より医療法人社団協友会 東川口病院(所在地:埼玉県川口市、院長:田辺知宏、以下「東川口病院」)にて実証実験を行います。
本実証実験では、自動受付機の操作説明のために配置しているスタッフの省人化と、近隣に住むクルド人の患者様に向けたトルコ語によるスムーズな対応を目指して、「LIFE TALK ENGINE」を活用したAI受付を1台設置し、スタッフの工数削減、来院者の待ち時間削減・利便性の向上を目指します。



[画像1: (リンク ») ]

「LIFE TALK 病院受付」の開発背景


医師や看護師など医療業界の労働環境や働き方を見直す「医療の2024年問題」により、医療現場ではこれまで以上に人手不足が深刻化することが懸念されています。
2024年問題を前に、AIによる業務効率化の相談や依頼が多く寄せられていました。一方で、地域の総合病院においては、高齢者が多く訪れることから、ITやAIの導入を推進しづらいという声も多くいただいていました。
そこで、ウェルヴィルがこれまでに手がけてきた高齢者との対話に関する知見や、東京大学と進めてきた研究結果を活かして、高齢者でも利用しやすい「AIとの対話」を軸とした受付サービスを開発しました。
また、コロナ禍で外国の方の来院が急増した際には、言語の問題から詳しい症状の聞き取りに関して、スタッフに大きな負担がかかったという背景から、受付の多言語対応のニーズが多くあることがわかりました。特に、外国人コミュニティが形成されているエリアでは、特定の言語への対応が必要となります。そこで、日本語対話AI「LIFE TALK ENGINE」と音声認識システムの間に、翻訳システムを介することで多言語対応を可能にしました。

東川口病院における実証実験概要


<実証期間>2024年6月18日~2週間程度
<本実証実験のポイント>
・受付スタッフに代わり、来院者の目的を確認し誘導する
何科を受診するか、どのような症状か、初診か再診かなどをヒアリングし、来院者が次にどこに行けばよいかを案内します。このシステムにより、待ち時間の短縮と業務の効率化を実現し、よりスムーズに診療へと促します。

・受付スタッフに代わり、書類作成を支援
来院者が必要とする各種申請書を依頼するための書類依頼書の記述を支援します。どのような申請書が必要かをヒアリングし、依頼書の作成方法をサポートすることで、受付業務をスムーズに進行させます。このシステムにより、書類手続きの効率化を実現します。

・英語・トルコ語を使用したAI受付対応
埼玉県川口市は日本の中で最も外国人が多い街として知られており、東川口病院のある埼玉県南部を中心に2,000人を超えるクルド人が暮らしています。地域に根ざした総合病院である東川口病院には、外国の方も患者として訪れます。これまでは、クルド人の公用語であるトルコ語でのコミュニケーションに、スマートフォンの翻訳アプリを使用して対応していました。
そこで、本実証実験では、英語対応に加えて、クルド人の患者様のためにトルコ語での対応機能を実装しました。
[画像2: (リンク ») ]


メディア向け体験会のご案内


本実証実験に関するメディア向けの体験会を実施します。
日本語対話AI「LIFE TALK ENGINE」及び「LIFE TALK 病院受付」を取材・体験いただけるまたとない機会ですのでメディアの皆様のご参加をお待ちしております。
体験会への参加や詳細説明を希望される方は、以下のフォームよりお申し込みください。
申込フォーム:
(リンク »)
*メディア限定イベントとなります

開催日時:2024年6月27日(木) 17時00分~18時30分
会場:東川口病院 埼玉県川口市東川口2丁目10−8
アクセス:JR武蔵野線東川口駅下車 徒歩5分
内容:ウェルヴィル開発責任者、東川口病院からの説明、実証実験中の受付AIの体験
*個別取材を希望される場合も上記フォームよりご連絡ください

東川口病院について


 東川口病院は1979年に設立以来、35年以上にわたり、地域に根差した医療を提供しています。
救急の対応から一般診療、リハビリテーションまでの医療サービス提供と、訪問看護をはじめ、訪問リハビリテーション、居宅介護支援事業所と協同して、在宅復帰までをトータル的にサポートできる体制を完備しています。
地元住民からの信頼も厚く、病院には毎日300名以上の患者様が訪れています。受付業務は常に多忙を極めています。
現在、受付には予約状況や診療科を選択する自動受付機を設置していますが、外国人や高齢者の来院も多いことから、入口にスタッフが常駐し、受付機の使い方についての説明や、来院理由を確認の上、受付への誘導を行っています。
AI活用による受付業務の効率化の可能性を明らかにするとともに、利用者の負担軽減、サービスの質向上を目指して、本実証実験にご協力いただきます。

<田辺院長のコメント>
利用者に寄り添う、革新的な病院案内ツールの開発に寄与すべく、当院での実証実験に協力することになりました。医療の未来を拓く一歩として、本サービスを体験してみてください。

<病院概要>
名称:医療法人社団協友会 東川口病院
院長:田辺 知宏
所在地:〒333-0801 埼玉県川口市東川口2-10-8
病床数198床(一般103床(地域包括ケア8床)・障害45床・回復期リハビリテーション病棟50床)

日本語対話AI「LIFE TALK ENGINE」について


文法的でない曖昧な日本語の表現も前後の脈絡から意味を解釈し、自然に応答することができるAI対話エンジンです。人の発話の意味や感情を解釈し、更に記憶されている過去の対話文脈からも判断しながら受け答えします。
AI側から質問を投げかけ会話を誘導できるため、持続的に何気ない対話を音声で楽しむことができます。
[画像3: (リンク ») ]

ウェルヴィル会社概要


会社名  ウェルヴィル株式会社
所在地  東京都文京区本郷7-3-1 東京大学ライフイノベーション棟504号室
代表者  代表取締役CEO 松田 智子
設立   2018年11月9日
資本金  6億4,000万円(準備金含む)
事業内容 AI対話エンジン「LIFE TALK ENGINE」の開発および提供
URL    (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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