これにより、社内での問い合わせ対応や情報提供にかかる工数が大幅に削減されるだけでなく、ユーザーが必要な情報を迅速に取得できるため、業務の効率化や生産性の向上が期待されます。
生成AIが必要な要素を自動で引用 回答さらに読みやすく
自然言語処理(NLP)を使ってさまざまな質問に自動回答するためには、チャットボットの管理者がFAQを設定し、更新する必要があります。そのような管理者の負荷を軽減するため、「HUEチャットボット」には、アップロードした社内規程やマニュアルといったドキュメントファイルや、指定したWebサイトを検索できる「ドキュメント検索オプション」があり、これまでは検索で該当した箇所をそのまま回答として提示していました。
今回、このオプションがRAGに対応することで、マイクロソフトの Azure OpenAI Service が質問に関連したドキュメントを参照しながら、最適な回答を生成AIで導き出し、文章としてさらに精度の高い回答ができるようになりました。
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初期開発は全て対応済 気軽にRAGを導入可能
「HUEチャットボット」の「ドキュメント検索オプション」は標準機能としてRAGに対応しているため、検索前処理やプロンプト構築などのRAG導入に必要な開発は不要です。AIが参照するドキュメントをアップロードするだけで、RAGの利用を開始できます。
通常のRAG導入に必要な開発工数が不要
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*1:「取得拡張生成 (RAG) は、グラウンディング データを提供する情報取得システムを追加することで、ChatGPTなどの大規模言語モデル (LLM) の機能を拡張するアーキテクチャです。情報取得システムを追加すると、応答を作成するときに LLMによって使用されるグラウンディングデータを制御できます。」
(出典:マイクロソフト, Microsoft Build,
(リンク ») )
HUEチャットボットとは
NLP(自然言語処理)技術を応用して日本語の”揺らぎ”に対応するAI型チャットボットです。国内最大規模290万語(2024年5月時点)の登録語彙がある自然言語処理辞書「SudachiDict」を備え、日本語特有の表記のゆれも正確に判断することであいまいな問いにも対応するため、まるで人と話しているような高い精度での対話を実現します。また、利用状況や改善ポイントはダッシュボード上で可視化されており、誰でも直感的な操作でPDCAを廻すことができます。
HUEチャットボット (リンク »)
ワークス徳島人工知能NLP研究所 (リンク »)
7月18日に日本マイクロソフト株式会社とERP×生成AIのデモンストレーションを開催
WAPが開催するオンラインビジネスフォーラム「WorksWay 2024」にて、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)とWAPの本部長が対談します。ERP(基幹業務システム)と生成AIの組み合わせがもたらす革新に焦点を当て、Microsoft Copilot for Microsoft 365とHUEが提供する最新テクノロジーのデモンストレーションを行います。
「WorksWay 2024」お申込みはこちら (リンク »)
ワークスアプリケーションズについて
ワークスアプリケーションズは、1996年の創業以来、日本発の業務アプリケーションのパッケージソフトウェア会社として、主に国内の大手企業向けに製品・サービスを提供してまいりました。「働く」の概念を変え、仕事をより創造的なものへ、企業の生産性を高め、企業価値を拡大する、この企業理念のもと、ERPを軸としたソリューションプロバイダーとして、大手企業に加えて中堅・中小・スタートアップ企業のDX推進のパートナーとなれるよう、さらなる発展を目指していきます。
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*Microsoft、Microsoft Build、Azure、Microsoft 365は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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