弘前大学が浪江町の桜復興を支援 ~ 弘前公園で福島イノベーション・コースト構想推進事業における教育プログラムを実施

弘前大学

From: Digital PR Platform

2025-03-31 14:05




弘前大学被ばく医療総合研究所(青森県弘前市)では令和6年度から、国家プロジェクトである「福島イノベーション・コースト構想推進機構事業(以下「イノベ事業(※1)」)」の一環として「桜復興・観光資源保全に向けた教育プログラム」を展開。東京農業大学と連携し、浪江町の桜復興にむけた取り組みを進めてきた。3月21日には、同研究所の職員らが浪江町絆さくらの会のメンバーとともに、弘前公園で行われた桜樹木の剪定作業を見学し、3月22日はJAつがる弘前の試験リンゴ園で「弘前方式」の源流となった桜剪定技術について学んだ。




【弘前大学と浪江町のつながり】
 弘前大学被ばく医療総合研究所は東日本大震災発生後の2011年4月に浪江町に入り、町民の甲状腺被ばくの調査を行った。調査データは社会的にも国際的にも高い評価を得、事故直後の被ばくの実態を解明する一助となった。
 その後、同年9月には連携協定を締結。以降、同研究所は浪江町の復興支援活動に尽力してきた(※2)。

【イノベ事業としての桜復興プログラム】
 同研究所は2024(令和6)年度からイノベ事業において「浪江町の復興をフォローアップする地域人材育成のための保健・環境・防災教育プログラム」を実施。その一環として、原発事故の影響で管理が不十分であった浪江町の桜の復興および観光資源保全に向けた教育プログラムを進めてきた。
 これまで、浪江町請戸川周辺(リバーライン)、請戸小学校、津島小学校、津島中学校をはじめとした浪江町の桜の名所において桜の調査や剪定作業、植樹のほか、浪江町民や同大の学生等を対象に剪定指導会などを行ってきた。

 このたび、イノベ事業推進にあたって浪江町のボランティア団体「絆さくらの会」のメンバーが弘前を訪れた。
 3月21日には、弘前市公園緑地課主幹の橋場真紀子氏から桜の剪定作業に関するアドバイスを受け、同園の桜樹木の剪定作業を見学。当日はあいにくの雨模様ではあったが、日本一の桜と称される弘前公園の桜の管理技術について、メンバーから専門的かつ具体的な質問が多数寄せられた。
 また3月22日にメンバーらは、JAつがる弘前の試験リンゴ園を訪問。JAつがる弘前指導部から「弘前方式(※3)」の源流となった桜剪定技術について説明を受けた。
 参加した「絆さくらの会」の小黒敬三会長は「将来を見据えた弘前の剪定方法すべてが参考となった。受け継ぐ世代を巻き込んだ剪定や管理方法で浪江に新たな地域コミュニティーや桜文化を築いていきたい」と語った。

 弘前大学では引き続き浪江町復興支援活動を継続していくとともに、さまざまな形で浪江町をサポートしていく。

(※1)福島イノベーション・コースト構想
 東日本大震災および原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業回復のため、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト。
  (リンク »)  

(※2)弘前大学被ばく医療総合研究所の福島県浪江町支援活動
  (リンク »)  

(※3)弘前方式
 りんごの栽培技術を応用した桜の剪定方法。

(参考)
・「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業」における採択事業の令和6年度取組概要について(2024.07.25)
  (リンク »)  


【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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