ウォッチガードがハイブリッド環境に対応したSASEソリューション FireCloud Internet Accessを発表

SASEポートフォリオにおけるFireCloud製品スイートの第一弾を公開

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社

2025-04-04 11:00

2025年4月4日(金) - 企業向け統合型サイバーセキュリティソリューション(ネットワークセキュリティ/セキュアWi-Fi/多要素認証/エンドポイントセキュリティ)のグローバルリーダーであるWatchGuard(R)Technologiesの日本法人、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長 谷口 忠彦、以下ウォッチガード)は、ハイブリッド対応のセキュアアクセスサービスエッジ(SASE)製品における新ファミリーの第一弾となる、「FireCloud Internet Access」の発売を発表しました。FireCloudは、ハイブリッド環境を持つ組織やウォッチガードのパートナーのニーズに独自に対応しており、Fireboxとほぼ同一の容易な設定で利用することができます。

現実世界でサイバーセキュリティを管理するということは、従来のオンプレミス環境とクラウド/ファイアウォール・アズ・ア・サービス(FWaaS)環境を組み合わせたハイブリッドネットワークの管理を意味します。SASEソリューションを提供する多くのベンダーは、統合されたオンプレミス環境の重要性を見落としており、SASEソリューションの導入価値を損なっています。SASEソリューションがこうした環境を考慮に入れていない場合、結局別々に管理される孤立したシステムを作り出し、不必要な複雑さと余分なコストをもたらしてしまいます。

FireCloud Internet AccessはWatchGuard Cloudと連携し、Fireboxと同一のポリシー管理を共有することで、ファイアウォール・アズ・ア・サービス(FWaaS)とセキュアWebゲートウェイ(SWG)を組み合わせ、複雑さを排除した強固な保護を実現するため、ハイブリッド環境に最適なソリューションとなっています。これにより、マネージドサービスプロバイダー(MSP)はクライアントのハイブリッド環境に適した採用モデルを活用することで、価値あるSASEソリューションを提供することが可能になります。このソリューションは、WatchGuard Unified Security Platform(R)(統合型セキュリティプラットフォーム)アーキテクチャの一部であり、アイデンティティ、ネットワーク、エンドポイントセキュリティコンポーネント、WatchGuard Cloudでの統合管理、そしてウォッチガードのエンドポイント製品における共通のインストールフレームワークを含んでいます。

ウォッチガードのチーフプロダクトオフィサー、Andrew Young(アンドリュー・ヤング)は、次のように説明しています。「FireCloud Internet Accessは、今日の企業が直面する現実的な課題に対応する真のセキュリティを提供します。リモートや分散型の作業環境が多様化し、企業がクラウドに移行するにつれて、脅威の対象となる範囲が増加し、保護が必要なエンドポイントが拡散しています。既存のソリューションでは、セキュリティチームがSASEの展開に合わせてネットワークセキュリティをシームレスに管理することができないため、セキュリティギャップや管理の複雑さが生じています。このような限界を克服するため、FireCloud Internet Accessを起点とする新しいハイブリッド対応のSASEアプローチを開発しました。」

FireCloud Internet Access の特長:FireCloud Internet Accessは、クラウドとオンプレミスのハイブリッド型環境向けに独自に設計されていることに加え、容易な導入、柔軟で拡張性の高いライセンスと価格設定、およびウォッチガードの脅威検知/レスポンスプラットフォームと連携させることができます。

・ハイブリッド向けの設計:ウォッチガードのSASEアーキテクチャは、ハイブリッド環境に価値とメリットを提供するように設計された数少ないソリューションの1つです。少人数のITチームやMSPにとって、このアプローチは管理が容易で、一貫したセキュリ ティ管理の元、他のSASE製品よりも低コストでの提供を実現します。
・容易な導入:管理者は単一のインターフェイスからセキュリティポリシーを設定・適用することができ、一貫したポリシー構造や用語を用いることで管理を簡素化することができます。セキュリティの設定は、ウォッチガードがホストしている世界中のすべての PoP(ポイントオブプレゼンス)に自動的に展開されるため、ユーザーの場所を問わず、一貫したポリシーが適用されます。FireCloudクライアントは WatchGuard Cloudから提供されるため、導入と管理を容易に行うことができます。
・柔軟性と拡張性:ウォッチガードのFlexPayで利用可能な柔軟な価格設定により、マネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)ビジネスの構築と成長を支援します。ファイアウォール・アズ・ア・サービスのため、ユーザー数がパフォーマンスに影響することなく、顧客の増加に合わせてライセンスを容易に追加することができます。

ウォッチガードは、パートナーとそのクライアントのニーズを満たす完全なSASEソリューションの提供に注力しています。今後、プライベートアクセス、SD-WAN、ZTNA、CASBをカバーするウォッチガードのFireCloudソリューションファミリーの構築と展開を予定しています。また、まもなくリリースされる「ThreatSync+ソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)」との統合によって、卓越した脅威検知/レスポンスを実現することができ、同じく近日リリース予定の「WatchGuard Universal Agent」と統合され、デバイス管理を簡素化できるようになります。これまでと同様、ウォッチガードはパートナーと緊密に連携し、クライアントのSASEにおける固有のニーズに対応していきます。

Verusのプレジデント、Kevin Willette(ケビン・ウィレット)氏は、次のようにコメントしています。「SASEは今後セキュアな接続になくてはならないものであり、ネットワークとセキュリティ機能をクラウドネイティブなサービスに統合するものです。FireCloud Internet Accessとハイブリッド対応のSASEアーキテクチャに対するアプローチ全般は、MSP向けに特別に設計された強力なサイバーセキュリティソリューションを提供するといったウォッチガードの注力目標が存分に発揮されています。また、クライアントのネットワークとユーザーを保護するための手頃で効果的なソリューションであると同時に、当社のFireboxに搭載されているものと同等のエンタープライズセキュリティを利用することができます。そして私たちのビジネスをより効率的にし、収益の向上を実現することができるでしょう」。

今回の発表は、MSPパートナーのマネージド検知/レスポンス(MDR)の成長を加速し、販路を拡大するために、MDRサービスの大手プロバイダーであるActZeroをウォッチガードが最近買収したことに続くものです。ウォッチガードは、2024年にIT Awards、ChannelVision、Fortress Cybersecurity、InfoSec Awards、TMCnetからセキュリティソリューションが評価されており、引き続きセキュリティイノベーションで業界をリードし、MSPの収益を促進する、よりスケーラブルで即時販売できるソリューションを提供していきます。

関連資料(英語版):

FireCloud Internet Access製品ページ
(リンク »)
FireCloud Internet Accessデータシート
(リンク »)
FireCloud Internet Access技術概要
(リンク »)

*本資料は、本社が発表したプレスリリースの翻訳版です。

【WatchGuard Technologiesについて】
WatchGuard(R)Technologies, Inc.は、統合型サイバーセキュリティにおけるグローバルリーダーです。ウォッチガードのUnified Security Platform(TM)(統合型セキュリティプラットフォーム)は、マネージドサービスプロバイダー向けに独自に設計されており、世界トップクラスのセキュリティを提供することで、ビジネスのスケールとスピード、および運用効率の向上に貢献しています。17,000社を超えるセキュリティのリセラーやサービスプロバイダと提携しており、25万社以上の顧客を保護しています。ウォッチガードの実績豊富な製品とサービスは、ネットワークセキュリティとインテリジェンス、高度なエンドポイント保護、多要素認証、セキュアWi-Fiで構成されています。これらの製品では、包括的なセキュリティ、ナレッジの共有、明快さと制御、運用の整合性、自動化という、セキュリティプラットフォームに不可欠な5つの要素を提供しています。同社はワシントン州シアトルに本社を置き、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカにオフィスを構えています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多彩なパートナーを通じて、国内で拡大する多様なセキュリティニーズに応えるソリューションを提供しています。詳細は (リンク ») をご覧下さい。

さらなる詳細情報、プロモーション活動、最新動向はX(@WatchGuardJapan)、Facebook(@WatchGuard.jp)、をフォローして下さい。
X:        (リンク »)
Facebook:  (リンク »)

また、最新の脅威に関するリアルタイム情報やその対策法はSecplicityJPまでアクセスして下さい。
SecplicityJP: (リンク »)

WatchGuardは、WatchGuard Technologies, Inc.の登録商標です。その他の商標は各社に帰属します。

【本プレスリリースに関するお問合せ】
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社
〒106-0041
東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町5階
マーケティング担当
Tel: 03-5797-7205 Fax: 03-5797-7207
Email: jpnsales@watchguard.com
URL: (リンク »)

このプレスリリースの付帯情報

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    標準化されたOS「Linux」で実現するIT環境の効率化、検討すべき9つの事項とは

  2. クラウドコンピューティング

    CentOS Linuxアップデート終了の衝撃、最も有力な移行先として注目されるRHELの今

  3. クラウドコンピューティング

    調査結果が示す「Kubernetes」セキュリティの現状、自社の対策強化を実現するには?

  4. OS

    Windows 11移行の不安を“マンガ”でわかりやすく解消!情シスと現場の疑問に応える実践ガイド

  5. 運用管理

    AWSに移行することのメリットと複雑さ--監視ソリューションの導入から活用までを徹底解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]