はじめに
前回に続いて、2025年に公開された論文「Preventing Network Bottlenecks: Accelerating Datacenter Services with Hotspot-Aware Placement for Compute and Storage」に基づいて、Googleのデータセンターで利用されている「ToR(Top of Rack)スイッチのホットリンクを回避してコンテナを配置する技術」について解説します。今回は、ホットリンクがテイルレイテンシーに及ぼす影響を解説します。
データベースクエリーに対するホットリンクの影響
前回の記事で、ホットリンクの多くはストレージアクセスに伴うネットワーク通信に起因すると考えられる事を説明しました。冒頭の論文では、実環境のログデータから、ToRの帯域の使用率がストレージアクセスの処理時間に及ぼす影響を分析しています。具体的には、QuerySysによる検索処理のレイテンシーへの影響と、Colossusのデータアクセスのレイテンシーへの影響が記載されています。
QuerySysは、データベースのバックエンドで利用される汎用的なクエリーエンジンです。QuerySysの開発チームは、定期的にさまざまなベンチマークを実行しており、この時に得られたログを分析しています。
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