関西大学総合情報学部は、10月13日(火)、故・坂本龍一氏を主役としたMR作品「KAGAMI」の監督(ディレクター)であり、世界的クリエイターのTodd Eckert(トッド・エッカート)氏を招き、特別講演会「知性-Intelligence-」を開催します。本講演は、総合情報学部文化芸術計算機科学研究室(山西良典教授)の学生22人が、グラングリーン大阪「VS.」で開催中の「Ryuichi Sakamoto & Tin Drum | KAGAMI+」の技術支援に携わったことを契機に実現したものです。AI時代における人間の知性や創造性について語ります。
【本件のポイント】
・坂本龍一氏とMR作品「KAGAMI」を共同制作したTodd Eckert氏が特別講演
・総合情報学部 山西研究室が世界最前線のMR作品「KAGAMI+」を技術支援
・AI時代における人間の知性と文化・芸術をテーマに語る
■ 世界最前線のMR作品を支えた山西研究室
総合情報学部文化芸術計算機科学研究室(山西良典教授)は、コンピュータサイエンスと文化芸術を融合した教育・研究に取り組んでいます。今回、グラングリーン大阪「VS.」で開催中のMR作品「Ryuichi Sakamoto & Tin Drum | KAGAMI+」において、学生22人がARグラスへのコンテンツインストールやコンピュータ設定などの技術支援を担当しました。世界最前線の映像制作現場で、学生が大学で培った知識・技術を実践する貴重な教育機会となっています。
■ 学生との交流をきっかけに特別講演が実現
今回の特別講演は、山西良典教授とEckert氏の友人関係を通じて生まれた「KAGAMI+」での技術支援での交流をきっかけに実現したものです。山西研究室の学生による技術支援に対し、Todd Eckert氏から講演の提案があり、総合情報学部主催による特別講演会の開催が決まりました。Eckert氏は、クリエイティブスタジオ「Tin Drum」のCEO兼プロデューサーであり、坂本龍一氏と約4年間にわたりMR作品「KAGAMI」を共同制作した監督(ディレクター)です。MR技術を活用した芸術表現を世界各地で展開するなど、世界最前線で活躍しています。
講演では、AI時代における人間の知性が生み出す文化や芸術、創造性について、世界最前線で活躍するクリエイターの視点から語ります。テクノロジーと芸術が融合する時代に、人間ならではの知性や創造性の価値について考える機会となります。
▼ 山西良典教授コメント
世界中の人々の心を動かす音楽を創り続けてきた坂本龍一氏の思想や表現を、現代の技術によって具現化する取り組みに関わることができたことは、エンタテインメントと情報科学の知識・技術の融合を学ぶ私の研究室の学生にとって、まさに「学の実化」を体現する貴重な機会となりました。今回のEckert氏のお話を通じて、人の心を動かす作品がどのような知識や想いを背景に生み出されているのか、そして芸術や文化の根源にあるものに関心を向けることの重要性を学ぶことができると思います。情報科学技術によって生み出される文化の革新や発展について、成果物を享受するだけでなく、その背景にある意図や思想にまで目を向けることは、AIによって多様な表現や作品が生み出されるようになった現代において、人間ならではの感性や知性について改めて考える、極めて貴重な機会になると考えています。
● Todd Eckert氏 特別講演会 "知性 -Intelligence-"
【日 時】2026年10月13日(火)18:00~ ※逐次通訳あり
【会 場】グランフロント大阪北館4階 ナレッジシアター
【参加費】無料
※事前申込制・先着順
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