開催場所: 東京
開催日: 2007-08-06~2007-08-08
申込締切日: 2007-8-3
このコースでは、暗号化技術を利用して通信トラフィックの暗号化、認証、改ざんの防止を行う方法を学習します。これにより、SSLやIPsecなどのプロトコルの利用目的や特徴を理解し、目的に合ったセキュアプロトコルを選択する技術を修得することができます。また、それらの技術を利用したセキュアなネットワークを構築する演習を行います。
<学習目標>
● セキュア通信システム構築の際の、検討項目と考慮点を列挙する
● セキュア通信を実現する暗号技術や認証技術の基本的な仕組みと使用方法を説明する
● SSLによる鍵交換および暗号化の仕組みを説明する
● メールクライアントソフトウェアを使用して、署名付きメールおよび暗号化メールを送受信する
● NetScreenを使用して、IPsecによるVPNを構築する
● リモートアクセスVPNを実現する手法を3つ列挙し、比較・検討する
● 無線LANのセキュリティ手法を列挙し、それぞれの注意点を説明する
● 利用目的に適したセキュアプロトコルを選定する
<対象者>
・インターネットVPNやリモートアクセスVPNの設計や構築を担当される方
・自社のセキュリティ体制の構築や運用に携わる方
・顧客へセキュリティサービスの提案やセールス活動を行う方
<前提条件>
□「LAN技術基礎」(NW0144CG)および「TCP/IPインターネットワーキング」(X154J)を受講もしくは同等の知識がある
□「TCP/IPネットワークセキュリティの設計と運用実習」(X156J)を受講もしくは同等のスキルがある
□IP、TCP、UDP等のTCP/IPの基本的な仕組みや用語の説明ができる
□DNS、SMTP、HTTP、FTPなどTCP/IPの代表的なアプリケーションプロトコルの仕組みを説明できる