Trend Micro DIRECTIONに参加する三つの理由−−標的型攻撃対策、モバイル、VDI…全ての解はここにある!

 「標的型攻撃は対策が難しい」、そんな声が聞こえてくる。しかしながら、難しいのはなぜなのか、考えたことはあるだろうか。顔が見えないサイバー犯罪者が何らかの目的を持って企業を狙ってくる。「何らか」をもっと掘り下げてみよう。盗み出すのは「データ」であり、データには機密情報が含まれている。機密とは何か?掘り下げればサイバー犯罪者がターゲットにする「何らかのデータ」も明らかになり、守るべき対象が明らかにならないだろうか。

 同攻撃は、組織図、IT環境を綿密に調査し、脆弱性を的確に突いてくる攻撃だ。自社の状況を完全に把握していなければ、完全な対応は難しいと言わざるを得ない。そして、もうひとつの特徴である「目立たない」点もまた厄介である。サイバー犯罪のほとんどはメディアまであがってこない。その理由は、被害を受けた企業は攻撃の範囲を把握し、拡大を防ぐとともに、自社顧客への対応に追われている上、被害状況を完全に把握していない状態で発信することを避けるためだ。

 こうした標的型攻撃の背景をふまえ、本イベントでは標的型攻撃に焦点を絞ったセッションを多数設け、詳細にその手法を解説。また、豊富な事例から被害企業の共通点を洗い出し、解決策を提示する。標的型攻撃の情報を共有した上で、Fujitsu Network CommunicationsやNECと協力したセッションでは実例をもとにした対策方法も紹介し、実効性のあるセキュリティを提示してくれる。

 先にあげたように、サイバー犯罪者が狙うデータは何か?本イベントは標的型攻撃、企業のIT環境、データの取り扱いなど、各視点を掘り下げた上で、打開策を紹介してくれる。なぜ標的型攻撃が恐ろしいのか、なぜ恐ろしいと言われているのか、明確につかむことができるだろう。

 本イベントの見所は、セキュリティだけではなく、幅広く"IT"に主眼を置いている。トレンドマイクロはセキュリティの重要性を訴えるのではなく、企業に強固なビジネス基盤を手に入れて欲しいと考えているからではないだろうか。ITは、企業のみならず、個々人の情報共有の速度を劇的に早めた。そしてITがビジネスの中心になってから10余年、共有の方法は多岐に渡り、さまざまな"基盤"が構築されるようになっていった。

 一方で、ITがビジネスの根幹に根ざすようになってから、マルウェア対策、なりすまし、エンドポイント端末の悪用はもちろん、先にあげたような標的型攻撃への対策も重要になっていった。社員が勝手に自前の高機能なモバイル端末を業務で使用してしまう「シャドーIT」など、新たなインシデントも登場し、セキュリティの"穴"が増えてしまう中でどのように対策を施せば良いのか頭を抱えるIT担当者も少なくないだろう。

 本イベントでは、制御系システムのほか、モバイル、仮想デスクトップ、クラウドなど多岐に渡るITの導入から運用、活用までを解説するセッションも数多く設けている。それぞれが企業の根幹に根ざす"基盤"となるべきITであり、先に挙げた数々の課題を打開する策にもなる。トレンドマイクロは本イベントで、ITのあり方を俯瞰して考え、それぞれのメリットをより伸ばす方向性を示そうとしているのだろう。

 例えば、VMwareやNTTネオメイト、日立製作所、高知大学との共同セッションは仮想デスクトップの運用方法とセキュリティのポイントを押さえる内容にしている。仮想デスクトップの有用性を示した上で、"セキュリティ"を合わせて解説することで、導入だけではなく"活用"のヒントを見いだしてほしいのだろう。

 ほかのセッションも同様である。シトリックス、三菱化学エンジニアリング、Amazon Data Services Japan、大塚商会など、各業界を代表する企業を招き、各ITの導入から運用までを紹介した上で、"活用"するためのセキュリティをともに解説している。

 セキュリティは、投資に対する効果が見えづらいため、重要であると感じながらも、いまいち対策まで届かない面がある。しかし、各ITを効果的に使いこなすためにセキュリティは不可欠な要素だ。ITとセキュリティ、双方に相関関係があることがわかれば、守るべき対象、押さえるべきポイントを把握でき、投資に対する効果が見えてくるのではないだろうか。

 情報セキュリティとは何か、掘り下げれば、最終的に企業とITの関係にたどり着く。ITで何をしたいのか、ITを効果的に使うためにはどうすれば良いのか。

 企業が目標を持っていれば、それを実現するためにITを効果的に使用する必要がある。そして、ITの力を最大限に引き出すためには、セキュリティは不可欠な要素なのである。

 2013年はトレンドマイクロにとって創業25年の節目の年。本イベントのオープニングセッションで登壇するトレンドマイクロCEOのエバ・チェン氏は、トレンドマイクロが歩んできた25年をふまえ、次の25年を提示する。マルウェアから広がり、増え続けてきたインシデントの数々に対して、トレンドマイクロは常に第一線で立ち向かってきた。

 25年前、誰が電話やFAXではなく、メールで情報をやりとりすると考えていただろう。しかもシステム手帳サイズの端末で社内外との連絡ができると考えていただろう。そんな時代にトレンドマイクロは、ITの世界へ飛び込み、25年経った2013年現在、ITの土台を築くセキュリティの分野を常にリードする存在となっている。そのトレンドマイクロが見据える25年後は、どのような世界になっているのだろうか。本イベントから、ぜひ掴み取ってほしい。

お知らせ
Trend Micro DIRECTION
提供:トレンドマイクロ株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2014年1月31日
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]