ネットワーク外部性

用語の解説

ネットワーク外部性とは

(ネットワークガイブセイ,ネットワーク外部効果,Network externality,)
ネットワーク外部性とは、ネットワーク的な性質を持ったサービスや製品における経済的特性のひとつで、利用者が増えれば増えるほど、そのサービスや製品の利用者全体の利益・利便性が向上していく、という特性のことである。
外部性(externality)とは元々経済学の用語で、ある行為の結果が当事者ではない第三者に影響を与えることを意味する。 たとえば電話やFAXなどのサービスにおいて、加入者が1人しかいないとすれば、加入している価値はゼロである。 加入者が2人いれば、互いに通信ができるという価値が生じる。 加入者が3人いれば2人に通信することができるために利便性はより高くなり、加入者が100人いるとすれば利便性はいっそう高いものとなる。 こうした現象がネットワーク外部性と呼ばれている。 ネットワーク的性質を持ったサービスは普及率が高まれば高まるほど価値が上がっていくため、さらに利用者を増やしていくという、「正のフィードバック」と呼ばれる効果が同時に現れる。 また、普及率がある水準を突破すると、利用者数が一気に跳ね上がるとされる。 その境界点となっている普及率の水準が、クリティカルマスと呼ばれている。

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