接続ネゴシエーション技術

用語の解説

接続ネゴシエーション技術とは

(セツゾクネゴシエーションギジュツ)
接続ネゴシエーション技術とは、異なる企業や組織の間でそのつどVPN接続を実現する「オンデマンドVPN」を、個別に設計されたLAN間でも実現する技術のことである。
NTTデータが開発、発表した。 接続ネゴシエーション技術では、平たく言えば、ある異なるLAN間でプライベートアドレスが衝突しかねないような状況にあっても、自由にVPN接続を行うことを可能とする技術である。 「オンデマンドVPN」は任意のルータ間におけるVPN接続を簡単に実現できるようにしたが、その用途やネットワーク(フィールド)ごとに、オンデマンドVPNのためのパッケージ型システムを構築しなくてはならないという短所があった。 接続ネゴシエーション技術では、用途やネットワークがそれぞれ独立して管理できる仕組みが提供される。 具体的には、VPNセッションを確立するVPNルータがそれぞれ架空のアドレスを(中継目的の情報として)書き込み、通信相手のアドレスを互いに仮想化して、サーバを仲介する必要のない自由な通信を実現するというものである。 開発者であるNTTデータは、自社オフィス内の機器を接続ネゴシエーション技術による遠隔保守でメンテナンスし、接続ネゴシエーション技術の検証評価を実施する方針を定めている。

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