電子マネー

用語の解説

電子マネーとは

(デンシマネー,電子通貨,電子貨幣,electronic money,)
電子マネーとは、情報通信技術を利用して電子情報として流通し、決済などに利用することが可能な貨幣価値のことである。
または、そのような貨幣価値の流通を実現するシステムのことである。 電子マネーの運用方式としては、多くの場合、プリペイド式が採用されている。 プリペイド式では、あらかじめ貨幣価値を購入し、残高の範囲内で決済を行うことができる。 クレジットカードなどと連動させることで後払い決済を実現するポストペイ式の電子マネーもある。 電子マネーが登場した当初は、オンラインショッピングにおける決済やネットワーク関連サービスの利用料金の支払いといった用途が主だった。 当時は、管理用のアプリケーションソフトや専門サービスを通して利用するタイプの方式が主流だった。 最近では、ICチップを搭載したカード(ICカード)や、携帯電話で電子マネーを利用できるおサイフケータイなどを利用することにより、店頭や交通機関において電子マネーが利用できる機会が急増している。 特に鉄道などの交通機関においては、2000年以降頃から、乗車券の電子マネーによる決済への対応が急速に普及している。 電子マネーは、各社からさまざまな種類のサービスが提供されている。 近年では、非接触式ICカードを用いた電子マネーが主流となっており、その多くが、ソニーの開発したFeliCaを採用している。 2008年現在、主に利用されている電子マネーの例として、Edy、QUICPay、WebMoney、NTTドコモのiD、交通機関を主な用途とするSuica、PASMO、ICOCA、PiTaPa、nimoca、店頭支払いを主な用途とするnanaco、WAONなどを挙げることができる。 中には、カード同士で互換性を持っていたり、駅の改札や店舗販売、飲食店など、複数の用途に対応している電子マネーも少なくない。

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