XMLDB 「CyberLuxeon(サイバー・ラクセオン)」

株式会社サイバーテック 

2008-02-29

世界初の商用XMLデータベース製品の流れを汲む、本格派XMLDB「CyberLuxeon(サイバー・ラクセオン)」。 XMLをDOM形式でハンドリングすることにより、稼動中もダイナミックなデータ更新が可能。きめ細かなインデックス設定・チューニングを実現した本格派XMLデータベースソフトウエアです。

製品概要

「CyberLuxeon(サイバー・ラクセオン)」とは株式会社サイバーテックが開発する日本製XMLネイティブデータベースです。1999年 米国オブジェクトデザイン社からリリースされた世界初の商用XMLネイティブデータベース「eXcelon(エクセロン)」の後継製品です。

1:データ処理志向型XMLDBならではのバランス

XMLネイティブデータベース「CyberLuxeon」の第1の優位性は、インデックス検索だけでなく、データの挿入、検索、更新というサイクルをバランス良く保証し、またトランザクション処理や排他制御などDBMSとして、非常に行き届いた仕組みをとっている、という点です。
つまり、XMLをデータとしてとらえ、データ処理志向のアーキテクチャをとっています。データの検索だけでなく、格納、更新を頻繁に行う業務システムに適したデータベースといえます。


2:データベース構造の改変に関する柔軟性

XMLネイティブデータベース「CyberLuxeon」の第2の優位性は、「柔軟性」です。
項目の追加・更新・削除といったデータベース構造の改変を、システムを止めることなく自由に行える。「CyberLuxeon」の特長である「ダイナミックモデリング」によって実現しています。
データベース構造の改変だけでなく、ユーザ側で利用する「一覧画面」や「検索項目」も動的に生成する、Webアプリケーション開発支援フレームワーク「DynamicInterfaceBuilder」により、拡張を即座にシステムに反映することが可能です。これはビジネスやサービスの進化がめまぐるしい現代のニーズにフィットします。


3:充実した開発・運用支援環境

XMLデータベース「CyberLuxeon」は、XMLデータベースの導入や運用管理、さらにはアプリケーションの開発を支援する関連ツールとの連携を重視しています。
特に、標準でバンドルされている「DXEマネージャ」は、XMLデータベースの運用管理の初心者でも、導入後簡単にセットアップやXMLデータの格納が可能な、GUIベースの使いやすいツールです。
また、「DXEマネージャ」は、XPathやXQueryの知識がなくてもGUIから、XMLデータベースに格納されたXMLに対してクエリを発行する事もできるため、XMLファイルさえ用意すれば、導入後すぐにデータベース化する事が可能です。
さらに、サイバーテックが提供する開発フレームワーク「DynamicInterfaceBuilder」により、XMLネイティブデータベース「CyberLuxeon(サイバー・ラクセオン)」を使ったWebアプリケーションの効率的な開発を支援します。

特徴

CyberLuxeonのコアエンジンはオブジェクトデータベース「ObjectStore」を採用しています。「ObjectStore」は、1990年のリリース以来、マーケットから高い評価をいただいているデータベースです。
コンポーネントベース・コンピューティング環境にマッチしたODBMSとして、多くのメリットを提供しています。
マーケットシェア・トップの実績に加え、技術面でも、性能・開発生産性の高さ・豊富なツール群が評価され、数々の賞を受賞しています。


1.ObjectStoreのキャッシュ・フォワード技術

キャッシュ・フォワード技術は、特許技術に基づく独自の分散型アーキテクチャーです。
従来のデータベース技術では、検索パフォーマンス向上のためにデータベース・サーバ側にのみ、「キャッシュ」を持っていました。ObjectStoreは、この「キャッシュ」をデータベース・サーバ側だけではなく、アプリケーション・サーバのプロセス・メモリ空間上にも設けます。(このときアプリケーション・サーバはObjectStoreクライアントでもあります)
アプリケーション・サーバは、このキャッシュ内のデータに対してアクセス・検索・更新など様々な操作を行います。これにより、次のようなメリットが生まれます。

2.ダイナミックモデリング

XMLデータベース「CyberLuxeon」の第2の特長は、XMLの柔軟性を発揮する「ダイナミック・モデリング」です。従来のRDBでは、システム運用中にデータベースの構造(XMLタグのスキーマ)を変更しようとすると、データベース設計からやり直す必要があり、さらにそれを反映する際には必ずシステムを停止させる必要がありました。

XMLデータベース「CyberLuxeon」では、運用中のデータベース構造(XMLタグのスキーマ)の改変を自由かつ容易に行なう事を可能にしました。システムを停止することなく、運用中にダイナミックに変更することができます。


3.高速日本語全文検索 ターボサーチ機能

「CyberLuxeonVer2.0」では、超高速・日本語全文検索エンジンをAPIレベルで組み込み、CyberLuxeonに格納されたXMLファイルに対し、高速且つ高度な検索を可能にしました。
これは、ドキュメントやナレッジをXMLDBに格納した場合に、中間一致、後方一致検索、あいまい検索といった強力な全文検索機能が必要とされるからです。


4.統合開発環境「DXEManager」

XMLデータベース「CyberLuxeon」の開発・運用環境について説明します。
XMLデータベース製品の中でCyberLuxeonは、最も充実したアプリケーションの開発や運用のためのツールを提供しています。

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