先日SDLが開催した交流イベント「SDL Connect Tokyo」で登壇したパナソニックシステムネットワークス オフィスプロダクツ事業部が、SDLのマニュアルコンテンツ管理システム「SDL Knowledge Center」と、多言語翻訳管理ソリューション「SDL WorldServer」を導入し、マニュアル制作にかかる効率化を実現させたことを語った。SDL Knowledge Centerは、企業でよくある独自開発のシステムと比べ、システム更新のための追加費用なしにスムーズにさまざまなマニュアルコンテンツを制作・管理でき、費用対効果が非常に高いという。
製品マニュアルは現在、「ブック指向」と呼ばれる従来型の文書形式(非構造化コンテンツ)と、「トピック指向」と呼ばれる情報が小分けされた形式(構造化コンテンツ)がある。昨今のユーザーのスマートデバイス化にあわせて、メーカーの多くが「トピック指向」のマニュアル対応のために構造化コンテンツへ移行や、DITA(Darwin Information Typing Architecture)と呼ばれるXMLに基づいたアーキテクチャの採用を検討しはじめている一方で、制作・管理方法などが変わるため、なかなか移行へ踏み切れない組織も少なくない。
しかし、構造化コンテンツへの移行による組織へのメリットが実は非常に多いということが、SDLのインフォグラフィックから一目でわかる。SDLのDITAによるマニュアルコンテンツ管理システムは、日本国内外で一番導入率が高いソリューションとあって、その説得力もうなづける。ぜひ確認していただきたい。
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