1982年に開局した鹿児島放送では、2011年の東日本大震災を受けてBCP(事業継続計画)対策強化を目的に本社・新社屋の建設を決断した。その一環として、電話などの通信基盤の信頼性を高めることを検討。同社では、オンプレミス型のPBX(構内雷話交換機)を採用していたが、束京、大阪、福岡の支社はPBXが老朽化して更新時期も迫っていた。
システムの更新には設備投資が必要であり、運用保守にかかるコストも負担になることを考慮し、新たな電話システムへの移行を決断。迅速な導入や拡張にも柔軟に対応できる点から、クラウド型PBXを選定した。その結果、支社間の内線化やIP電話の利用などで通話料金を約3分の1まで抑えることに成功。運用負荷の削減に加えて、BCP対策の強化が図られた。
さらに円滑な情報連携が可能な環境を構築することで、ワークスタイルの変革も実現できたという。以下の資料では、同社の導入経緯や具体的な導入効果などを担当者の声を交えて紹介する。
ホワイトペーパー