製造業のAGC株式会社は、全社的にデジタルの民主化を図るためBI基盤を導入した。導入前は、社内のさまざまなシステムが蓄積するデータをExcel に抽出し、集計・加工していた。分析前の準備作業に多くの時間を費やしていた結果、データ利用の水準がなかなか向上しなかった。そこで、システムを統合してデータの入り口から着手するという王道のアプローチではなく、システムはバラバラのまま、集めたデータから有用な示唆を導出できる分析基盤のまま時間を掛けずに構築する方法へと切り替え、Tableauを導入した。この資料では、AGC株式会社が実施したBI導入プロジェクトと運用環境の様子について、詳しく解説している。Tableau を選定した理由として挙げた3つの要因と社内での活用促進のアプローチは、今後BI導入を検討する企業にとって参考になる情報だ。