モバイル音楽の実現は困難な道とピラミッドリサーチ社が報告

株式会社データリソース

2005-09-21 00:00

マサチューセッツ州ケンブリッジ、2005年9月14日
モバイル音楽バリューチェーンにかかわる利害関係者が多いということが、効率のよいビジネスモデルの開発を妨げている。ピラミッドリサーチ社の調査レポート「急伸するモバイル音楽のベストプラクティス:Get on Track with Mobile Music」のなかで、シニアアナリストNick Holland氏は、「ダウンロードできる音楽にかかわるバリューチェーンに、モバイルオペレータが加わって、ますます複雑になっている。オペレータはこの状況をうまく取り仕切れなければ、撤退するしかない」と語る。

モバイル音楽はモバイル市場における大きなビジネスチャンスであるが、オペレータは無線(over-the-air)ダウンロードを提供し、音源提供者とベンダの双方にとって儲かる仕組み(win-win)を作らなければ、急増するデータ通信によるARPUのビジネスチャンスを失うことになるだろう。

「モバイルキャリアは、このバリューチェーンの要にあり、大きな力を振るうだろう。最も大きいのは端末の補助金制度だが、端末メーカがiTunes、Napster、Real Rhapsodyなどのパブリッシャと組むことで、オペレータとのつながりを断つことになる危険な方法である」とHolland氏は語る。ポータブル音楽プレイヤと携帯電話が統合されて、ダウンロードした音楽の保存機能を備えてなおかつ勝負できる価格になったときには、助成金など問題ではなくなるだろう。

Holland氏は、「1曲1ドルでダウンロードできる音楽にまつわるバリューチェーンには余りにも多くの企業がありすぎる」という。オペレータはまずバリューチェーンから離れるべきだろうが、ネットワークが向上してオペレータが無線(over-the-air)ダウンロードを推進できれば、データ通信の増加によってARPUを得ることになるだろう。しかしまずは、1曲1ドルでダウンロードできるAppleのiTunesよりもいいと感じるような値付けをしなくてはならない。


◆調査レポート
急伸するモバイル音楽のベストプラクティス
(リンク »)


◆米国ピラミッド社について
(リンク »)

◆このプレスリリースに関するお問合せ
株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
(リンク »)
Eメール:info@dri.co.jp
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]