キャッシュロジック社、アジア太平洋地域オフィスの開設と 初の日本についての正確なP2Pトラフィック分析データを発表

アジア太平洋地域における販売強化のためにシンガポールに拠点を開設するともに、自社製品を利用し、日本のインターネットのP2Pトラフィックについての実測値を発表

キャッシュロジック社

2005-11-22 03:00

ISPのトラフィック管理と分析の先駆者と業界が認めるキャッシュロジック社(本社:英国ケンブリッジ、CEO:アダム・ツイス)は今日、アジア太平洋地域営業所の開設と同社独自の技術に基づく、日本のインターネットの実際のトラフィックパターンについての分析を発表しました。

この詳細分析は、キャッシュロジック社独自のディープパケット分析技術を使って実現できた、業界初の大手ISPのネットワークのトラフィックをリアルタイムで観察することによって得られたデータに基づくレポートです。キャッシュロジック社は、このレポートで、日本のP2Pトラフィックのプロトコルと量を一覧性のある情報として、初めて明らかにしています。

キャッシュロジック社の実測値によれば、日本国内のISPから海外へ向けて流れるP2Pトラフィックと、海外から日本に向けてP2Pトラフィックのプロトコルは、eDonkeyが最大で(44.06%)、つぎにBit Torrentが(40.19%)、そしてFast Track (9.64%)とGnutella(6.11%)と続いています。

キャッシュロジック社の分析によれば、世界的にP2Pで交換されるファイルのサイズは、ファイルのコンテンツの主流が音楽コンテンツからTV番組、ビデオといった映像コンテンツに移行するにつれて急速な増大を続けています。2002年にはトラフィックの中心が平均約5Mバイト程度でしたが、2005年には交換するファイルの大半が100Mバイトを超えるものとなっています。

また、同時にキャッシュロジック社は、各地域の顧客及び日本、韓国、中国、シンガポールのリセラーに対する営業活動に注力するため、アジア太平洋営業所を開設しました。

「当社の営業戦略の中核の一つである日本市場へのコミットメントを強調するため、我々は、当地に置いて、当社の第二世代の64ビット製品の世界市場への投入を欧州及び北米地域に先駆けて発表します。これは、当社の事業にとっての日本市場の重要性と市場に対する期待の表明でもあります。
日本市場での営業活動に際しては、この市場の特性を理解している日本のリセラーを通じて行うことが必須であると考えています。当社の独自の技術によって従来に出来なかった日本のP2Pトラフィックの詳細な分析が実現できます。報道関係の方々にもアナリストにも、この情報が有益であり新鮮な視点を与えてくれるものと評価して頂けるものと信じております。」とキャッシュロジック社のCTOアンドリュー・パーカーは述べています。

用語解説

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キャッシュロジック社について
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キャッシュロジック社はISPと通信事業者にトラフィック管理とネットワークインテリジェンスソリューションのための製品群を提供しています。
2004年の1月には、キャッシュロジック社は、全世界中に、独自の監視ネットワークを設置し、ISPネットワークの内部からトラフィック分析を行っています。キャッシュロジック社は、このネットワークのおかげで、インターネットを通じたトラフィックの性質の変化とそのサービスプロバイダネットワークへの影響について他に比類ない理解を持っています。
今日、キャッシュロジック社は、その実績、市場の最先端を行くP2P管理ソリューション、そして研究開発への姿勢によって、この分野の最高の権威と見なされています。キャッシュロジック社は主要な媒体とアナリスト組織に対し定期的に分析と専門的な見解を提供しています。

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