TVよりもブロードバンドで成功するIPTV

株式会社データリソース 2005年12月21日

米国の調査会社ピラミッドリサーチ社は、IPTVはテレビだけではなくブロードバンドを販売することで成功すると報告している。

マサチューセッツ州ケンブリッジ、2005年11月30日
IPTVは、テレビだけではなくブロードバンドを販売することで成功すると、ピラミッドリサーチ社の調査レポート「IPTVで変化する電話会社」は論じている。通信会社はブロードバンド分野のリーダーであるが、ペイTV市場ではいまだ初心者である。TVは、ブロードバンド配信可能でかつ多額の収益源となる数多くのアプリケーションのひとつでしかないため、ペイTVの分野でリーダーをめざすよりも現在のブロードバンドセグメントでの優位を保つほうが、確実に通信会社にとって有益である。

「IPTVは通信会社の問題解決策にならないが、バンドルサービスは特効薬になる。IPTVはバンドルサービスにとって必要不可欠なものである」とピラミッドリサーチ社の上級アナリストOzgur Aytar氏は言う。オペレータが衰退しつつある音声ビジネスからIPTVビジネスへ移行しているため、IPTVはブロードバンド市場の収益を維持するための強力なツールになる。「IPTVセットトップボックスはもはやただのTVではなく、通信会社が家庭に浸透して広範なブロードバンドサービスを提供するためのプラットフォームになる」とAytar氏は言う。

ペイTV市場は激しい競争状態にあり、コンテンツ重視の傾向からコストが上がり、音声、データ、映像向けに開発された強力な中核技術を持つ通信会社を締め出してしまいかねない。IPTVキャリアは少なくともTV分野の基本的なパッケージサービスに対抗し、IP機能を利用してより付加価値の高いサービスを提供しなければならない。ビデオオンデマンド(VoD)はIPTVの利幅を大きく増やすが、VoDだけのビジネスモデルでは加入者を引きつけられない。

ピラミッドリサーチ社の調査レポート「IPTVで変化する電話会社:ビジネスモデル、競争、コンテンツの課題」について
通信会社のビジネスモデルの変化におよぼす影響、ペイTV市場のダイナミクス、ケーブルおよび衛星DTHプレーヤーの競合各社の査定など、世界のIPTV市場のビジネスチャンスを考察し、世界のIPTV加入者の予測を提供している。また、成功するIPTVビジネスモデルの主要な特徴を分析したIPTVキャリアに関する10のケーススタディには、IPTVへの戦略的アプローチ、技術選択、コンテンツの獲得、バンドルサービスと価格、IPTVの普及状況と収益性が含まれる。


◆調査レポート
IPTVで変化する電話会社:ビジネスモデル、競争、コンテンツの課題 (リンク »)

◆米国ピラミッドリサーチ社について
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