ノベルの会長兼CEOであるジャック・メスマンは、LinuxWorldにおける基調講演で、「ノベルが中国における投資を拡大しているのは、この地域の経済成長に大きなプラスの影響をもたらすことができると確信しているからです。中国におけるパートナとともに、当社は国内市場におけるLinuxやオープンソースの発展と、中国のソフトウェア産業のより広範な拡大を促進することに邁進していきます」と話しました。
2005年末までに、ノベルはグローバルな研究開発インフラの一環として、北京に研究開発センターを設立します。同センターはLinuxデスクトップに関する研究開発、Linuxの国際化とローカライズ、そしてキャリアグレードLinuxをはじめとしたハイパフォーマンスLinuxに注力します。
中国におけるオープンソースの進展をさらに促進するため、ノベルは最近発表したopenSUSE(TM)プロジェクトの中国語サイトとして、openSUSEorg.cnを提供開始します。openSUSEorg.cnは、世界でもっとも人気のあるLinuxディストリビューションの1つであるNovell(R) SUSE(TM) LINUXについて、中国のユーザや開発者が利用や貢献を行うことを可能にします(より詳しくは、別途の発表をご覧ください)。
加えてノベルは、先日提携を発表したChina Standard Software Company社 (CS2C)をはじめ、国内ベンダとの関係を強化することで、この地域向けにカスタマイズしたソリューションを開発・提供していく予定です。ノベルはさらに、国内の通信事業者と密接に協力して、キャリアグレードLinuxのアプリケーションを開発・販売していきます。ノベルは国内のシステムインテグレータ、ディストリビュータ、ソフトウェアベンダとの戦略的な提携に引き続き力を注ぎ、中国におけるノベルのLinux製品群を中心とした活力にあふれるエコシステムを形成していきます。
ノベルは中国において拡大する顧客ベースをサポートするため、シンセンにNovell Authorized Support Centerを設立します。ノベルはまた、CS2Cと協力して、北京にNovell Authorized Testing Centerを設置し、中国のハードウェアおよびソフトウェアベンダに対してテストや教育のライセンスサービスを提供します。
最後に、ノベルは北京以外にも拠点を拡大し、中国市場における地域普及率を高めます。ノベルは広州と上海にオフィスを開設します。こうした新しい施設は、電気通信、金融サービス、公共の各分野におけるお客様に対し、さらなるサポートを提供します。
◇ ノベルについて
Novell, Inc. (米国本社) は、43カ国、50,000社以上のお客様企業に対し、インフラストラクチャ関連のソフトウェアとサービスを提供する先進企業です。企業データセンターから部門レベル、デスクトップにわたるソリューションで20年以上の実績を持ち、世界中の6,000人の社員と5,000のパートナ、サポートセンターによって、Identity Driven Computing(アイデンティティを基盤とするコンピューティング環境)とLinuxソリューションへのお客様のニーズに応えています。商用ソフトウェアとオープンソースソフトウェア双方の分野においてエンタープライズクラスのソフトウェアとサポートを提供し、業務の柔軟性の向上と選択肢の拡大、TCOの削減を実現します。ノベル株式会社は、Novell, Inc.の日本法人です。詳細はこちらのサイトをご覧ください。(Novell, Inc. www.novell.com/ ノベル株式会社 www.novell.co.jp)
*Novellは米国およびその他の国においてNovell, Inc.の登録商標です。*openSUSEは米国およびその他の国において米国Novell, Inc.の商標です。*SUSEは米国Novell, Inc.の一部門であるSUSE LINUX Products GmbHの登録商標です。*LinuxはLinus Torvals氏の登録商標です。*その他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
以 上
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。