情報漏えいやウイルスの蔓延など、外部からの不正侵入による問題は深刻化しており、根本的に対処可能な技術であるセキュアOSへの取り組みは、企業にとっても大きな課題となっています。SELinuxは、Red Hat Enterprise Linuxなどの主要Linuxディストリビューションが標準で対応を開始しているオープンソースのセキュアOSモジュールで、今後の広い普及が見込まれています。テンアートニでは、8月よりSELinuxに関するサポートやコンサルティングサービスを開始いたしました。一方、日本HPは、「HP ProLiant サーバ」などのサーバ製品とLinux リファレンスアーキテクチャ(*1)に基づくソリューションを組合せ、多くのLinuxシステムを導入してきました。
オープンソースソフトウェアやLinuxの知識と構築経験を数多くもつ両社が協業することで、今後ますます高まるLinuxシステムにおける高いセキュリティ環境の構築要求に応えることが可能になります。
今回の協業の内容は、以下のとおりです。
1.HP ProLiant サーバ上でのSELinuxの導入・設定支援サービスLinuxでの高い導入実績を持つ日本HPの業界標準x86サーバ「HP ProLiant サーバ」上で、テンアートニによるSELinuxのStrictポリシー(*2)導入、カスタマイズによる高いセキュリティ環境を構築します。ハードウェアの保守サービスは、日本HPが提供します。
価格:基本サービス600,000円より
2. SELinuxの年間運用サポートサービス
上記導入・設定支援サービスによるシステム導入後に、テンアートニによるSELinux導入後のシステム運用技術支援を行います。
受付時間:平日 9:00~17:00(土日祝祭日、年末年始を除く)
対応内容:メールによるお問い合わせ対応
対応OS:Red Hat Enterprise Linux v.4
価格:年間240,000円より
3.SELinux 技術トレーニング
SELinux技術の習得を目的とした、システムエンジニア対象のトレーニングです。
HP ProLiant サーバを用いた実習をなど、SELinux技術の習得のためのトレーニングをテンアートニが実施します。
価格:1日コース、98,000円
4.セキュアOS市場における共同マーケティングの展開
セキュアOSの認知拡大・利用促進のため、共同でプロモーション活動を行います。
イベントやセミナーの開催をはじめ、販売促進のための施策を共同で制作します。
*1・・・ 技術的な検証結果に基づき、Linuxシステム全体を構成する製品・ソリューションの組み合わせを提示する日本HPの取り組み
*2・・・ SELinuxに非常に厳密なポリシーを与える設定ファイル
※ Linux は、Linus Torvalds の商標です。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
■この件に関する報道関係各位お問い合わせ先:
株式会社テンアートニ 広報担当 山崎 eyamazaki@10art-ni.co.jp
TEL : 03-5298-2873 FAX : 03-5298-2865
日本ヒューレット・パッカード株式会社 広報部 中島 Japan.PRi@hp.com
TEL : 03-5463-8570 FAX : 03-5463-6573
■この件に関するお客様お問い合わせ先(記事掲載の場合はこちらをご利用ください。)
株式会社テンアートニ インフラストラクチャービジネスユニット
セールス部 secureos-sales@10art-ni.co.jp
TEL : 03-5298-2929 FAX : 03-5298-2854
日本ヒューレット・パッカード株式会社
カスタマー・インフォメーションセンター TEL: 03-6416-6660
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