本総会において、株主は、特に2005年度の決算と同時に合併の承認も求められます。
これを踏まえ、ルーセント・テクノロジーとの合意に従い以下のようになります:
・株主総会では、合併のための普通株式の発行について、
その権限を取締役会に委任することを求められます。
本合併では、ルーセント・テクノロジーの株主が保有する
ルーセント・テクノロジー株式との交換のため、
アルカテルの新株式が発行されます。
ルーセント・テクノロジーの株主は、ルーセント・テクノロジーの
株式1株に対し、アルカテルの株式0.1952株の交換比率で、
アルカテルの新株式を米国預託株式(ADS)の形で受け取ります。
・統合会社の正式な社名は「アルカテル・ルーセント」となります。
この正式名称は、合併成立後直ちに有効となります。
更なる名称変更の可能性については、引き続き検討していきます。
・株主総会では、ルーセント・テクノロジーとの間で合意された
内規について、「非執行」会長の年齢制限をすべての取締役に
適用させる制度や、新任の取締役の選出または取締役会会長兼CEOの
任命および解任のため、取締役会の特定多数を一時的に儲ける制度など、
いくつかの改正について承認が求められます。
これらの内規の改正は、両社の統合を実現するため、
特に合併後の移行期間における経営陣の安定性を確保することを
目的としています。
・会長兼CEOの任期を、合併成立(または成立不能であること)を承認する
取締役会当日まで延長することについても承認が求められます。
本件は、株主総会から合併有効日までの期間、
アルカテルが経営の継続性を確保することを目的としています。
・任期を4年とする統合会社の取締役14名の任命が提案されます。
取締役会は、取締役会会長のセルジュ・チュルク(Serge Thuruk)氏、
新会社のCEOに就任するパトリシア・ルーソー(Patricia Russo)氏、
アルカテルが指名する取締役5名と
ルーセント・テクノロジーが指名する取締役5名、
両社の合意により選出される社外取締役2名
(フランス人1名、フランス以外のヨーロッパ人1名)で構成されます。
また、アルカテルの従業員投資ファンドの従業員株主を代表する
2名の取締役会オブザーバー(censeurs)の選出も提案されます。
この新しい取締役会を構成する取締役および
取締役会のオブザーバーは、後日発表されます。
両社から同数の代表者を選出することで
バランスの取れた取締役会を確保し、
オブザーバーとして従業員株主の代表を立てることを目的としています。
決議案の内容を含む本株主総会の通知は、 (リンク ») でご覧いただけます。決議の最終版を含む召集通知は8月上旬に入手することができます。
<アルカテルについて>
アルカテル(ALCATEL)は、フランスを本拠とする世界屈指の電気通信システム・機器メーカーで、通信事業者やサービスプロバイダ、一般企業に対し、音声、データ、ビデオ・アプリケーションなどへの通信ソリューションを世界規模で提供しています。固定および移動体通信向けブロードバンドネットワーク、アプリケーション、サービスの分野において主導的な地位を占め、ユーザー視点の“ブロードバンドワールド”の創造に寄与しています。
世界130ヶ国以上でビジネスを展開し、連結総売上高は131億3,500万ユーロ(約1兆8,500億円)(2005年度)。URL: (リンク »)
<日本アルカテル株式会社>
日本では1987年より事業を展開、アルカテルの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。
所在地:〒108-6027 東京都港区港南2-15-1品川インターシティー A棟27F/
代表取締役社長:西山直人/創業:1961年12月、設立:1987年5月/
資本金:4億6,400万円/従業員数:80名/URL: (リンク »)
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル株式会社
TEL:03-5715-6300 FAX: 03-5715-6333
E-mail:info@alcatel.co.jp
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。