本製品は、10/100/1000イーサネットポートの他、2005年第1四半期に出荷開始予定のモジュールを追加することにより10ギガビットまで対応可能なスイッチとなる“10ギガビットアップリンクスロット”を備え、エンタープライズのデスクトップにおけるギガビットイーサネットへの移行を促進します。
また、40ギガビットのスタッキングバスを搭載しており、最大8台までのスタックが可能です。複数台をスタックすることで単一のスイッチの故障による障害を回避することができる『仮想シャーシ』アーキテクチャを採用しており、連続運用性を確保しています。
価格はオープンプライスで、参考価格は、10/100/1000イーサネットポートを44個搭載する「OS6800-48」が210万円から、24個搭載する「OS6800-24」が160万円から、ギガビットイーサネットポート(SFP)を24個搭載する「OS6800-U24」が150万円から。シリーズ全体で初年度30億円の売上を目標としています。
用語解説
■製品の特長
アベイラビリティ
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・10ギガビットイーサネットスイッチング
最大160Gbps(OS6800-48/OS6800-P48)のスイッチングパフォーマンスを
誇るOmniSwitch 6800シリーズは1ポートもしくは2ポートの10GbEアップリ
ンクを実装できます。
・キャリアクラスの連続運用性
40Gの速度で最大8台までのスタック接続が可能です。スタック構成時には
仮想シャーシとなり、プライマリスイッチの障害時にも他のユニットへの
通信継続ができます。またユニット間でのリンクアグリゲーションやスタ
ックリング接続など、バックアップ経路も確保できます。
・冗長電源
冗長電源ユニット(OS-6800-BPS:別売)により、ネットワーク運用におけ
る信頼性を向上させます。1ユニットに最大8台(PoEは4台)のOmniSwitch
6800シリーズを接続可能です。
セキュリティ
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・マルチVLAN、マルチホスト認証
802.1X認証に加え、HTTPS/Telnet認証方式をサポートしているため、既存
クライアントOSに依存しません。また全ての認証方式についてHUB接続を
サポートし、任意のポートからユーザ単位の認証+個別VLANへのアクセス
を可能とします。
・サイレントデバイス対応
認証ポートにてIP電話やプリンタなど、自分からは認証を行うことのでき
ない非認証デバイスをダイナミックにVLANへ収容できます。
・LPS(Learned Port Security)
MACアドレスを自動学習し、フィルタリングにより持ち込み端末のネット
ワークアクセスを防止します。HTTPS/Telnet認証によるユーザ認証VLANと
も併用可能です。
・検疫ネットワーク
サードパーティの検疫/資産管理システムや侵入検知システムと連動し、
ダイナミックVLAN機能をベースとした検疫ネットワークを構築できます。
・ICカードなどのデバイスとの連携も可能
サードパーティとの連携により、指紋認証デバイスや虹彩認証デバイス、
ICカードやUSBキーを組み合わせての認証も可能です。
マネージャビリティ
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・フレキシブルなVLAN機能
MAC/IPアドレスやプロトコル種別によりダイナミックにVLANを自動構築し
ます。またNMSのOmniVista2500(オプション)よりVLANの集中管理が可能
です。
・コンフィグレーション・ロールバック
スイッチ内部でソフトウェアと設定ファイルの世代管理ができ、電源の
OFF/ONで簡単に作業前の設定状態に戻すことができます。これにより作業
ミスにおけるネットワークダウンタイムを軽減します。
・簡単設定
Telnet/SSHに加え、HTTP/HTTPSのGUIでも全ての設定をカバーします。ま
た管理者の設定権限を細分化し、Radius/LDAPサーバにて集中管理も可能
です。
・シングルサイオン
シングルサイオンが可能なため、一般ユーザにとっては何度もパスワード
を打ち込む必要がなく、またシステム管理者やネットワーク管理者にとっ
てはIDとパスワードの管理が容易になるというメリットがあります。
■ハードウェア仕様概要
OS6800-48/OS6800-P48
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・10/100/1000イーサネット :44ポート(OS6800-P48はPoE対応)
・10/100/1000またはMiniGBIC(SFP) :4ポート
・10Gスタックポート :2ポート
・10GbE (XFP)アップリンクモジュール:1スロット(1ポートまたは2ポート)
OS6800-24/OS6800-P24
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・10/100/1000イーサネット :20ポート(OS6800-P24はPoE対応)
・10/100/1000またはMiniGBIC(SFP) :4ポート
・10Gスタックポート :2ポート
OS6800-U24
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・MiniGBIC(SFP) :20 ポート
・MiniGBIC(SFP)または10/100/1000 :4 ポート
・10GbEアップリンクモジュール :1スロット(1ポートまたは2ポート)
テキサス大学(University of Texas)医学部で17,000人規模のネットワークを管理するダリル・デイリー(Darryl Daily)氏は次のように述べています。
「当ネットワーク上では重要な遠隔医療や医学研究アプリケーションが稼動しているので、我々が最優先するのはアップタイム、すなわち強固なセキュリティおよび連続運用性を確保することです。『OmniSwitch 6800』は現状のネットワークに不足している部分を補うもので、ワークグループスイッチとしてネットワークへのウイルス攻撃による被害を未然に防ぐための機能を備えています。」
アルカテル、ネットワークインフラストラクチャビジネス事業部、シニアバイスプレジデント兼ゼネラル・マネージャ、トム・バーンズ(Tom Burns)は次のように述べています。
「これまで、エンタープライズネットワーキング分野におけるユーザの要求は常に高速化、広帯域化でした。しかし、ギガビットイーサネットにて十分に帯域を満たせるため、ユーザの要求は新しいサービス、特にセキュリティ、モビリティ対応へと移ってきました。『OmniSwitch 6800』は業界で最も広帯域のアップリンクサポートと先端のネットワークインテリジェンスを備えており、次世代ギガビットネットワークの基礎となって、ユーザの新しい要求を満たすものです。」
<アルカテル・トラスト・ネットワークについて>
ネットワークの階層構造をセキュリティにも適用する考え方にもとづいたフレームワークです。ユーザ認証を含むダイナミックVLANをコア技術とし、各レイヤのセキュリティ技術と有機的に連携することができます。現在は検疫システムと連携する事前対策ソリューションとIDP/IDSと連携する事後対策ソリューションを提供しています。
<アルカテルについて>
アルカテル(ALCATEL)は、フランスを本拠とする世界屈指の電気通信システム・装置メーカーで、通信事業者やサービスプロバイダ、一般企業に対し、音声、データ、ビデオ・アプリケーションなどへの通信ソリューションを世界規模で提供しています。固定および移動通信向けブロードバンドネットワーク、アプリケーション、サービスの分野において主導的な地位を占め、ユーザ本位の“ブロードバンドワールド”の創造に寄与しています。
世界130ヶ国以上でビジネスを展開し、連結総売上高は125億ユーロ(約1兆6千億円)(2003年度)。URL: (リンク »)
<日本アルカテル株式会社>
日本では1987年より事業を展開、アルカテルの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。
所在地:〒108-6027 東京都港区港南2-15-1品川インターシティー A棟27F/
代表取締役社長:藤井克美/創業:1961年12月、設立:1987年5月/
資本金:4億6,400万円/従業員数:80名/URL: (リンク »)
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル株式会社
TEL:03-5715-6300 FAX: 03-5715-6333
E-mail:info@alcatel.co.jp
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。