SonicWALL、リアルタイム・ゲートウェイ・アンチウィルス機能を TZ170」および「PRO」シリーズに提供 ~ファイアウォール、IPS(侵入検知・防御機能)との連携により、不正侵入、ウィルス、ワーム対策をゲートウェイで実現~

SonicWALL, Inc.

2004-12-10 12:00

(2004年12月10日 東京発) インターネット・セキュリティの統合ソリューションを提供するSonicWALL(SonicWALL, Inc. 本社:米国カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO マット・マデイロス/日本オフィス:東京都港区、代表: 内山高夫 以下SonicWALL)は、コストパフォーマンスに優れ、エンタープライズ・レベルの強固なセキュリティ管理を実現する高性能のリアルタイム・ゲートウェイ・アンチウィルス・ソリューション「SonicWALL Gateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Service」(以下、SonicWALL Gateway Anti-Virus)を発表しました。SonicWALL Gateway Anti-Virusは、SonicWALLのリアルタイム・スキャニング技術により、インターネット経由や社内ネットワーク・セグメント間で発生するウィルスの脅威からあらゆる規模のネットワークをゲートウェイで保護します。
ウィルスやワーム対策としてファイアウォールやクライアントでのアンチウィルスの導入が企業・組織において浸透しつつある一方、外的脅威の攻撃方法の変化やネットワークの分散化に伴い、さらに強固な防御を実現する手段としてゲートウェイ型のアンチウィルス・ソリューションが注目されつつあります。しかしながら、現行のソリューションはダウンロードできる容量やユーザ数、サポートされているプロトコル数などに制限があることが多く、パフォーマンスが著しく低下するなど、様々な課題を抱えているのが現状です。今回発表されるSonicWALL Gateway Anti-Virusでは、パケットごとのスキャンエンジンを採用することによりこうした問題を解決し、大容量のファイルや数百と
いうファイルの同時ダウンロードに対応します。

またSonicWALL Gateway Anti-Virusはウィルス対策のみならず、高い技術を誇るSonicWALLのIPS(侵入検知・防御機能)* およびスパイウェアからの防御機能と統合されることにより、インテリジェントなセキュリティ対策をゲートウェイで実現し、年々複雑化する外的脅威に対応するユニファイド・スレット・マネジメント(Unified Threat Management: 統合型脅威管理ソリューション)を可能にします。

*SonicWALLでは2004年6月よりIPS(侵入検知・防御)機能をTZ170およびPROシリーズに提供開始しています。詳細は (リンク ») をご参照下さい。

このコストパフォーマンスに優れ、業界屈指の性能を誇るソリューションは、業界初の技術を採用したパケットごとのスキャンエンジンをはじめとするSonicWALLの高い技術、および独自の検知システムにより実現されています。セキュリティ・ゲートウェイに組み込まれているパケットベースのアンチウィルス機能は、ダウンロードファイル、電子メールの添付ファイルや圧縮ファイルをスキャンし、ウィルスやワーム、トロイの木馬、スパイウェア、アプリケーションアタックを含むシグネチャ(攻撃手口)データベースに一致する攻撃からネットワークを守ります。この膨大なシグネチャデータベースは、ウィルス情報やその対策の調査・解析を行うSonicWALLのSonicAlert Teamなどのリソースにより継続的に更新されています。また、SonicWALL Gateway Anti-VirusはSMTP、POP3、IMAP、HTTP、FTPやインスタントメッセンジャ、P2Pを含む各種プロトコルに含まれる悪質な攻撃を検知し、防止することができます。

SonicWALL Gateway Anti-Virusは同社のアプライアンスであるTZ170およびPROシリーズの全製品に対して提供されます。また、SonicWALLの最新アプライアンスを現在使用中のユーザは、既存の製品に新設のサービスを新たに購入することにより、これらの機能を導入することが可能です。

SonicWALL日本オフィス代表の内山高夫は、次のように述べています。「ウィルスやワームなどの外的脅威は年々その攻撃方法が変化しており、企業や組織の情報資産を守るうえで、より強固なソリューションが求められています。SonicWALLではこうした日本のユーザおよびパートナーの皆様からの声を反映し、従来のクライアント型に加えさらにゲートウェイでのウィルスやワーム対策を実現する高性能のゲートウェイ型アンチウィルスを提供いたします。SonicWALLでは今後もコストパフォーマンスに優れた業界最先端の技術による高性能で強固なマルチレイヤ・セキュリティを提供していく所存です。」

■ SonicWALL Gateway Anti-Virusの主な特長

・ ウィルスおよび悪意のあるコードをパケットベースでスキャンし防止する、インテリジェントなリアルタイム・ゲートウェイ・アンチウィルス

・ アプリケーション・レイヤの保護を実現するIPS(侵入検知・防御)とGateway Anti-Virusが統合

・ 無制限のファイルサイズ、ファイル数に対応するダイナミック・ウィルス・スキャン・エンジン搭載

・ SMTP、POP3、IMAP、HTTP、FTP、NetBIOS、インスタント・メッセージング、ピアツーピア(P2P)・アプリケーションなど、現在のネットワーク環境で広範囲に使用されているプロトコルに対応。電子メールの送受信やWEBサイト閲覧、ファイルの移動、インスタントメッセンジャやP2Pアプリケーション利用時のウィルススキャンが可能

・ 分散エンフォースメント・アーキテクチャにより、Gateway Anti-VirusおよびIPSに対応するシグネチャを自動配布し、最新の攻撃手口からネットワークを保護。PROシリーズでは25,000、TZ 170シリーズでは4,500のシグネチャに対応。シグネチャは最新のものに更新されます

・ WAN/LAN間に加え、ネットワーク上のLANセグメント(ゾーン)間のウィルススキャンが可能

・ 高度な自動ファイル解凍技術によりZIP、Deflate、GZIPなどの圧縮ファイルのスキャンが可能

・ 様々なActive XRベースのスパイウェア、アドウェア、不要なマルウェアをブロック・ディープ・パケット・インスペクションアーキテクチャでの並行処理により実現する高速パフォーマンス

・ 日本語化された直感的なユーザインターフェースとポリシー設定ツールによる容易な設定・管理

■ SonicWALL Gateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Service対応製品 / OS

・ 対応製品:
TZ170シリーズ (TZ170、TZ170 Wireless、TZ170 SP、
        TZ170 SP Wireless)
PROシリーズ (PRO2040、PRO3060、PRO4060、PRO5060)

・ 対応OS:
SonicOS 3.0 (Standard/Enhanced) 日本語版


■ 提供開始時期 / 価格について

・ 出荷開始時期:
SonicOS Standard搭載製品への提供  2005年1月中旬
SonicOS Enhanced搭載製品への提供 2005年2月中旬

・ 価格(税別):
SonicWALL Gateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Serviceは以下の年間購読価格で提供されます。
また、2005年3月31日まで、通常価格の50%で提供するキャンペーンを実施いたします。

SonicWALL Gateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Service
  年間購読価格  キャンペーン価格
TZ 170 10/25ノード用 年間購読ライセンス 34,000円 17,000円
               
TZ 170 無制限ノード用 年間購読ライセンス 51,000円 25,500円

PRO 2040用 年間購読ライセンス 170,000円  85,000円
                    
PRO 3060用 年間購読ライセンス 222,000円    111,000円
                    
PRO 4060用 年間購読ライセンス 342,000円   171,000円                     

■ SonicWALL Gateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Serviceの販売について

SonicWALL Gateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Serviceは販売代理店各社を通じて販売されます。詳細につきましては、
(リンク ») をご覧ください。


■ SonicWALL Intrusion Prevention Serviceを購読されているユーザへの提供について

SonicWALL Intrusion Prevention Serviceを購読されているユーザは、SonicOS 3.0にアップグレードすることにより無償でGateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Serviceにアップグレードされます。お問い合わせやテクニカルサポートの提供はSonicWALLカスタマーサポートセンター にて行います。


SonicWALL, Inc.について

SonicWALL(NASDAQ: SNWL)は、中小企業、大企業、eコマース関連企業、教育機関、ヘルスケア、小売店/POS、政府機関などを対象に、ネットワーク・セキュリティ、モビリティ、生産性を高める統合型インターネット・セキュリティ・ソリューションを提供しています。そのサービスの中心となる技術には、ファイアウォール、VPN、無線LAN、IPS(侵入検知/防御)、リアルタイムゲートウェイアンチウィルス、デスクトップアンチウィルス、スパイウェア防御、スパムフィルタ、コンテンツフィルタ、そして各方面から高い評価を得ているセキュリティ管理ソリューションがあり、これらの製品や技術により、最も包括的な分散型セキュリティ管理アーキテクチャを実現しています。SonicWALLはカリフォルニア州サニーベールに本拠地を置き、NASDAQ市場(SNWL)に上場しています。SonicWALLに関する詳しい情報は
  (リンク ») をご参照ください。

<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>

ヒル アンド ノウルトン ジャパン株式会社 (日本におけるSonicWALL広報代理)
担当: 嶋田 京子 kyoko.shimada@hillandknowlton.co.jp
     福沢 尚代 hisayo.fukuzawa@hillandknowlton.co.jp
TEL:  03-5776-7080

<本件に関する読者のお問い合わせ先>

SonicWALL Inc.
PR担当  羽生 美雅 
TEL: 03-5573-4701
E-mail:japan_info@sonicwall.com

SonicWALLは、SonicWALL, Inc.の登録商標です。
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