シーゲイト社の市場におけるリーダーシップを強固なものにしてきたのは、ネイティブコマンドキューイング(NCQ)を搭載したBarracuda 7,200-rpm SATAディスクドライブファミリです。NCQは、ドライブのデータ処理方法を最適化することによって、パフォーマンスおよびディスクドライブの信頼性を向上させるテクノロジーです。シーゲイト社は、このSATAハードドライブにNCQを導入した最初のHDDメーカーです。
さらに、シーゲイト社は最近、SATAインターフェイス搭載のMomentus 5,400rpmおよび7,200rpmノートブックドライブを出荷しました。そして、まもなく、当社初のeSATAを搭載したドライブも出荷する予定です。eSATAの処理速度は、既存のUSB 2.0およびIEEE 1394インターフェイスを搭載した外付けストレージソリューションに比べて6倍にもなります。また、最高3 Gb/秒の内部速度で外付けのデータバックアップおよび保護機能を提供しています。eSATAは、外付けRAIDアレイと組み合わせて、デスクトップPC向けに拡張性が高く、処理速度の速いデータストレージを実現することができます。
エンタープライズアプリケーションの分野では、シーゲイト社は、NL35シリーズSATAディスクドライブの出荷を予定しています。これは、コスト効率を重要視したニアラインストレージ向けの大容量、エンタープライズ対応のドライブです。また、今年後半には、Barracuda 7200.9 3 Gb/秒SATAハードドライブを追加して、SATAの導入をさらに推進して参ります。シーゲイト社のSATAテクノロジおよびドライブの詳細については下記のURLをご覧ください。
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シーゲイト社のグローバルマーケティング・バイスプレジデント、Jeff Loebbakaは次のように語っています。「より大きなギガバイト数、テラバイト数を求め、個人ユーザから企業ユーザまで、容量に対する要求は増大する一方です。これはすなわち、より高いパフォーマンス、安定性、拡張性を提供できる、ギガバイトあたりのコストが低いストレージに対して大きなニーズがあるということです。シーゲイト社はこれまで、業界のシリアルATAテクノロジへの移行を推進するデスクトップ、ノートブック、デジタル家電やニアラインのエンタープライズアプリケーションといったニーズに、自社のディスクドライブ製品群で応えてきました」
シリアルATAは、パラレルATAテクノロジーに代わるものとして設計され、10年というロードマップで6 Gb/秒という数値の達成に迫ったものといえます。シーゲイト社のSATAドライブは、最新のSATA規格であるシリアルATA 2.5に準拠しています。シリアルATA 2.5はシリアルATA 1.0を統合したもので、オプションの高度な規格や数年間にわたる正誤表がすべて1つの文書にまとめられています。
また、シーゲイト社は、Serial ATA International Organization(SATA-IO)の創立メンバーです。同団体は、ネイティブコマンドキューイング(NCQ)、Hot Plug(ホットプラグ)、Staggered Spin-up(時間差起動)、SATA 3Gb/秒といったSATA規格の開発および導入を目的とした団体です。当社SATAマーケティング担当マネージャJoni Clarkは、同団体マーケティング部門の座長、当社I/O製品企画担当シニアマネージャMarc Noblittは同団体理事会メンバーを務めています。
* Gartner Dataquest調べ
■シーゲイト社について
シーゲイト社は、エンタープライズ、PC、ノートブック、およびコンシューマーエレクトロニクス(CE)製品向けにハードディスクドライブを設計、製造、販売する世界のトップ企業です。当社は世界中で急増する情報ストレージ需要を満たすため、定評ある製品、顧客サポートおよび信頼性の提供を理念としています。シーゲイト社は世界各国で事業展開しているほか、www.seagate.com (英語)、www.seagate.co.jp (日本語)でも情報提供しています。
シーゲイトおよびシーゲイト・テクノロジーは、Seagate Technology LLCの登録商標です。BarracudaおよびMomentus、NL35 シリーズは、シーゲイト社の商標または登録商標です。
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《本件に関するお問い合わせ先》
●日本シーゲイト株式会社
コーポレイトコミュニケーション 藤森 英明
Tel: 03-5462-2327
Fax: 03-5462-2978
E-mail: Hideharu.Fujimori@Seagate.com
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。