XMLデータ統合を容易にし、開発者の生産性を向上させるXML IDEの最新版Stylus Studio 2006 Release 2をリリース

力な新しいツールとEDI、XQuery、Webサービス、およびXSLT用コンポーネントによる XMLデータ統合ソリューションの開発と配布

データディレクトテクノロジーズ株式会社

2006-03-27 00:00

高度なデータ統合により業界をリードし、XML開発ツールおよびコンポーネントを提供するデータディレクト テクノロジーズは本日、数々の受賞に輝くXML IDEの最新バージョンStylus Studio® 2006 Release 2 の提供を開始することを発表しました。この新しいリリースには、開発者によるXMLデータ統合作業を簡略化する新しいXML toolsやユーティリティが用意されています。Stylus Studio 2006 Release 2 XML Enterprise Editionの評価版は本日よりダウンロードできます。

「Stylus Studio 2006 Release 2は、XMLデータ統合の問題を解決するための最も革新的な製品を提供するという私たちの継続的な取り組みを実証するものです」と米国データディレクト テクノロジーズ XMLプロダクトグループ担当プログラムマネージャー、Carlo Innocentiは述べています。「新しいXML開発ツールおよびユーティリティと、パフォーマンスと拡張性が大幅に強化されたXML展開アダプタ技術により、さまざまな異種データソースを扱うためのきわめて魅力的な標準ベースのソリューションが実現されています。」

以下は、Stylus Studio 2006 Release 2の新機能の一部です。

EDIサポートの強化:Stylus StudioのEDI-to-XMLツールおよびXML-to-EDIツールで、EDIFACTとX12の(多数のバージョンにわたる)何百ものメッセージとトランザクションセットタイプが新たにサポートされました。これにより、EDIをXMLと同じくらい簡単に、XSLTプログラムやXQueryプログラムへの入力として使用できます。また、それらのプログラムの出力でアダプタを使用することにより、透過的かつ自動的にEDIを生成できます。Stylus Studioではこれまで一貫して、利用可能なX12のバージョンを包括的にサポートしてきましたが、今回もX12の最新リリース(5030)がサポートされています。さらに、EDIFACTの準備バージョンもサポートされています。EDIFACTについては、プロトタイプ88-1から現行のD05Aバージョンに至るEDIFACT バージョン間の自動変換が可能になったほか、航空運送用のEDI標準となっている国際航空運送協会(IATA)のEDIの標準書式やIATA PADISもサポートされています。

IATAからXMLスキーマへの変換:新しいDocument Wizardを使用すると、IATAドキュメントをXMLスキーマに変換できます。これにより、XMLに変換したIATAファイルを簡単に検証できるようになります。

XQueryからのWebサービスの呼び出し:Stylus StudioのWebサービスコールコンポーザを使用すると、あらゆるWebサービス呼び出しの設計およびテストを行うことができます。さらに、作成したSOAP要求を直接XQueryアプリケーションで呼び出すためのXQueryコードも生成できます。

xqDocとの統合:XQueryのライブラリやモジュールの使いやすいリファレンスドキュメントを生成できます。

Saxon 8.7 XSLT/XQueryプロセッサのサポート:Saxonスキーマ対応XQuery/XSLTプロセッサを使用するアプリケーションの開発のサポートが更新されました。

WSDLからJavaへのバインディングのサポート:Stylus StudioのWebサービスコールコンポーザ内で直接Apache Axis Javaコードを生成できるようになりました。

XMLアダプタAPIの強化:Stylus Studioの高性能Javaアダプタコンポーネントを使用すると、リレーショナルデータベース、EDI、フラットファイル、およびその他のレガシーデータにXSLTスタイルシートやXQuery式からシームレスにアクセスできます。これらのコンポーネントは、従来より簡単に埋め込めるようになっているほか、データのストリーム処理のパフォーマンスもさらに高速化されています。

「Stylus Studio 2006 Release 2はパワフルで、しかも他の製品と違って、XML開発のほとんどの標準に準拠しています」とCRN Test Centerのテクニカルエディター、Mario Morejon氏は評しています。「StylusのXMLスキーマエディタは使い方も簡単です。Stylus Studioは業界に先駆けて主要なXMLパーサーおよびXMLバリデータのほとんどに準拠しており、ApacheのXalan-J、MicrosoftのMSXML .Net、Saxon 6と8、および同社自身のXSLTプロセッサの統合サポートを提供しています。また開発者は、MicrosoftのMSXML DOM/SAXパーサー、.Net XMLパーサー、およびApacheのXerces-Jを使用することができます。」とXQueryの実装およびStylusのXMLマッピング技術との統合には、CRNのエンジニアも感銘を受けていました。
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