データディレクトテクノロジーズは4月19日、メインフレーム統合ソフトウェアの最新バージョン「Shadow RTE 6.1.2」をリリースしたことを発表した。Shadow RTEは、メインフレーム統合向けにリアルタイム基盤アーキテクチャを提供するマルチスレッド対応のネイティブなメインフレームのランタイム。
今回発表された新バージョンでは、メインフレームデータ、ビジネスロジック、および画面の変換を簡略化したほか、「IBM WebSphere MQ」のユーザー企業向けに既存のメッセージングインフラをさらに活用し、SOA(サービス指向アーキテクチャ)化を促進するための新機能が提供されている。
また、「Advantage CA-IDMS」の顧客向けに、リアルタイムイベントストリーム処理がサポートされた。メインフレームの画面ベースアプリケーションのウェブ化を促進する新機能も搭載されている。
サポートするプラットフォームは、IBM OS/390、z/OS。サポートするバックエンドシステムは、ADABAS、CICS、DB2、IDMS、IMS、Natural、SAM、VSAM。価格は240万円より。