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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

SOA対応アプリ連携の開発効率を約3倍向上させる日立の「Cosminexus Version 7」

山下竜大(編集部)

2006-02-28 05:55

 「2006年は、さまざまな業種の企業がSOA(サービス指向アーキテクチャ)に対する本格的な取り組みを開始する年になる」と話すのは、日立製作所 情報・通信グループ(日立)ソフトウェア事業部の阿部淳氏。

 日立では、この言葉に合わせてSOA実現の中核となるユニバーサルアプリケーションプラットフォームの最新版「Cosminexus Version 7」を、2006年2月27日に発表。4月27日より順次出荷を開始する。

 そこで、日立のSOA戦略とCosminexus Version 7が提供するSOAに対応した新機能について阿部氏に話を聞いた。

「標準のサポートと高信頼性、トランザクション管理、トラブル対応が日立の強み」と話す日立の阿部氏。

--2006年は、いよいよSOA実装の年といわれています。この背景をどのようにみていますか。

 ビジネス環境の変化には、グローバル化や規制緩和、合併/統合をはじめ、顧客ニーズの多様化によるビジネスや商品ライフサイクルの加速、技術革新によるビジネスモデルの多様化など、さまざまな要因があります。企業はITを活用しながら経営のPDCA(Plan、Do、Check、Action)サイクルを効果的に運用し、これらの変化に即応し、価値の創造を実現していかなければなりません。

 このとき、ビジネスの変化およびスピードに合わせ、迅速かつ柔軟にシステムを対応できる情報システムの実現が必要であり、法制度や技術革新などの外的変化とユーザーの要求や社内環境の変化などの内的要因に即応し、システム全体の品質を向上しながらシステム構築や運用管理におけるコスト削減が可能な戦略的なITインフラの実現が求められているのです。

--これまでユーザー企業は、システム統合にどのような課題を持っていたのでしょう。

 ユーザー企業は、部門ごと、あるいは業務ごとにシステムを構築してきました。そしてそれぞれのシステムをメッセージキュー(MQ)と呼ばれる非同期通信やRPC(リモートプロシージャコール)などの手法でシステム連携を行ってきました。

 中でも多いのがバッチ処理やファイル転送によるシステム連携で、このようなポイント・ツー・ポイントの連携では、アプリケーションのひとつの変更に対し、それに関わるすべてのシステムを変更することが必要になり、非常に効率の悪いものでした。

 そこで登場したのがEAI(エンタープライズアプリケーション統合)であり、ユーザー企業はEAI製品を使用してこのような問題を解決してきました。しかしEAI製品は、提供するベンダー独自の技術を使って開発されていたために、より業界標準に即した統合の仕組みが求められるようになってきたのです。

 このような要求を満たすITインフラを実現するための有効な手法として注目度が高くなっているのがSOAなのです。

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