このたびの契約に基づき、CTCはアイピーロックス ジャパン社の「ビジネスパートナー」となり、データベース・セキュリティ管理ソフトウェア「IPLocks(アイピーロックス)」を利用したデータベース・セキュリティ・ソリューションの構築およびサポートを、本日より提供開始します。2006年度で10社へのソリューション導入を目指します。
アイピーロックス ジャパン社の「IPLocks」は、データベースの脆弱性評価、アクセスの自動監視、および監査を行い、データの破壊・改ざん・漏えいなどによる被害を極小化するデータベース・セキュリティ管理ソフトウェアです。特にアクセスの自動監視・監査機能によりデータベースに対する不正アクセスの証拠となるログデータを蓄積し、事故が発生したときには分析機能により、被害の原因や状況について実態を瞬時に把握することが可能になります。既に国内導入実績も110社以上に及んでいます。
一方CTCは、情報システムのアクセスログや通信記録などを収集・保管し、情報セキュリティ事故が発生した際の原因究明や査証追跡を支援する監査証跡ソリューションとして「フォレンジクス・ソリューション」(注)を開発、2005年10月より販売しています。
今回「IPLocks」の販売を開始することで、「フォレンジクス・ソリューション」を拡充し、日本版SOX法への対応や内部統制強化に取り組む企業に対して独自のデータベース・フォレンジクス・ソリューションを提供する方針です。
CTCとアイピーロックス ジャパンでは、このたびの販売提携により、企業への本格導入が急務とされているデータベース・セキュリティ・ソリューションの普及に貢献してまいります。
(注)CTCの「フォレンジクス・ソリューション」自社の技術検証拠点「テクニカルソリューションセンター(TSC)」にて、最先端ITベンダー各社の技術・製品をつなぎ組み合わせることで開発・構築したソリューション群のひとつ。「フォレンジクス・ソリューション」の第一弾として、電子メールによる機密情報の流出やウイルス侵入といった事故の事後対策に効果的な「メール・フォレンジクス・ソリューション」を提供中。詳細は (リンク ») を参照。
■ IPLocks製品特長
IPLocks は、先進的なセキュリティ手法を駆使し、データベースの正常性(データ内容、構造、アクセス権)とアクセスの正常性を監視するデータベース・セキュリティ・ソリューションです。データベース・アクセスに関する不審な状況を「検出」「報告」「記録」することにより、データの破壊・改ざん・漏えいなどによる被害を極小化できる新しいセキュリティ・ソリューションを提供します。また、データベースの脆弱性を定期的に評価し、問題点を検出するとともに、問題点の解決策を提供します。さらに、監視の状況をIPLocksの持つデータベースに記録することで、監査・分析が可能です。IPLocksの設計思想により、運用中のデータベースを変更することなく、外部からデータベースの各種情報を読むだけで全ての機能を利用できます。このため、データベース性能への影響を最小限に抑えながら、低リスクかつ容易なデータベース・セキュリティ・ソリューションの導入・運用が可能となります。価格は、ソフトウェア一式で150万円からになります。
■ 伊藤忠テクノサイエンス株式会社 会社概要
創立は1972年4月。ネットワークインフラ構築をはじめとする各種エンタープライズソリューションで豊富な実績を持つトータルソリューション・プロバイダ。米国をはじめとする世界9ヶ国、約200社のIT先進企業とのパートナーシップをもとに、テレコム、金融、製造など様々なユーザ企業に最適なコンピュータシステムを提供します。また、全国約100箇所の保守サービス網も特長。 (リンク »)
■ アイピーロックス ジャパン株式会社 会社概要
2002 年に設立されたIPLocks, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ プレジデント兼CEO坂本明男)の日本法人として、2003年6月に設立され、IPLocks製品をパートナー企業経由で販売しています。 (リンク »)
以上
■本件に関するお問合せ先:
アイピーロックス ジャパン株式会社
マーケティング本部 大橋/須田
電話:03-3507-5805 電子メール: marketing-japan@iplocks.co.jp
伊藤忠テクノサイエンス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 担当:佐藤
電話:03-6203-4100 電子メール: press@ctc-g.co.jp
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。